6話〜クエストと勇者〜
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
第6話〜クエストと勇者〜
冒険者登録が、終わり俺はギルド加入の条件である。
クエストについて、ギルドマスター、リンファから説明を受ける。
「それじゃあ、クエストの説明をするわ。あなた達にはEランクのクエスト〈リザードトカゲの討伐〉のクエストをお願いするわ」
リザードトカゲ、下級モンスターで、知性はなく、人間また魔族にも悪影響を起こす モンスターだ。
悪影響と言っても、作物を食べたり、家に入り込んで食料を奪ったりと生きるためには仕方がないが、問題は繁殖力が凄いことだ。
数千のリザードトカゲに襲われ、村の一つが壊滅したということも聞いたことがある。
それも、千単位の話だ。少数のリザードトカゲなら問題ないだろ。
「リザードトカゲ達はエリシオンの町の下水道にて姿が確認されたと聞いたわ。あなた達には、リザードトカゲの巣の場所、また生息数の調査をお願いするわ」
「調査か、討伐できそうだったら、してもいいんだよな?」
「えぇ。構わないわ。貴方、忘れてなければいいけど魔王の時の強さとは違うわ。大多数のリザードトカゲに襲われたら今の、貴方じゃ太刀打ちできないことを忘れないようにね。」
確かに、人間になったステータスを思いだし俺は納得する。
「う、うん。気をつけるよ。じゃあ、そろそろ行ってくるわ」
「えぇ。気をつけて、生きて帰って来ることを祈ってるわ」
俺は、リンファに見送れながら、シャルルと共にリザードトカゲが居る下水道に向かうのだった。
城下町〜下水道〜
【Eランククエスト・リザードトカゲの討伐】
クエスト開始
「リザードトカゲか、まぁ、なんとかなるか。シャルル、周りに注意しながら進むぞ」
「はい、マオ様」
俺達は、迷路のような薄暗い下水道を歩いていく。
薄暗くて、見辛いな。
臭いもキツイし、なんでこんなことに……
これもあの野郎。サタンのせいだ、あんなに可愛がって幹部の一人にしてやったのに
俺は憎き、サタンの顔を思い出す。
そう思っていると、目の前に俺達の目標である。
リザードトカゲが現れた。
『シャッッー!』
と、威嚇するリザードトカゲ。
意外と小さいし今の俺でも大丈夫か
俺は手をかざし呪文を唱える
「我が名はマオ・テンペストが命じる。火の化身よ魔法となりて焼き尽くせ……デストロイファイヤー!」
俺は、火の魔法を唱えるが
魔法は発動しない。
そうだった。この魔法は、魔王のスキルの魔法だった。
「危ない!マオ様、お下がりください。ウォーターショット!」
シャルルが水魔法を使用して、リザードトカゲを倒す。
一撃かシャ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ