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魔転語(魔王転職物語)
6話〜クエストと勇者〜
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ルルは意外とレベル60だからな。

「悪いシャルル、いつもの癖で魔王のスキル魔法を」

「大丈夫です!!あぁー私がマオ様をお守りできとても光栄です」

確かに物心つく頃から、俺がシャルルを守っていたからな。

俺達は、リザードトカゲを倒し先に進んでいると

「マオ様見てください。あれがリザードトカゲの巣のようです」

俺達の目の前には、30匹ぐらいのリザードトカゲの群が目の前に現れる。

「30 匹程度ですね。どうしますかマオ様?巣の場所も分かり一度ギルドに戻りますか」

「いや、この数ならいけるだろ。行くぞ!」

俺はリザードトカゲの前に飛び出し

「リザードトカゲ、お前達には悪いが討伐させて貰うぞ」

俺は詠唱を始め

「ファイヤ!!」

火の下級魔法をリザードトカゲに放つ。

俺の火の魔法は、リザードトカゲの群れの一匹に当たり、消し炭にする。

よしっ!俺の魔法で一応倒せるみたいだ。

「私も参ります!ウォーターショット!」

俺とシャルルは、リザードトカゲを駆逐していく。

何匹か倒していると、リザードトカゲ達は怯えて逃げ出していく。

しかし、その時、大きな唸り声が下水道に響く。

『ウォォッッーオ!!』

なんだ、この声は!?

俺達の前に、デカイリザードトカゲが現れるのだった。




ギルド、蒼天の義勇。
〈ギルドマスター室〉

「そういえば、いい忘れてたわ。あそこにはリザードトカゲの親玉、リザードクイーンが居るかもしれないことを」

リンファは、思いだし

「まぁ、なんとかななるでしょ」




城下町〜下水道〜


「いやぁー!あんなの居るとは聞いてないぞ!」

俺は一人下水道を走る。

突然の襲撃でシャルルと別れてしまった。

「ファイヤ!ファイヤ!ファイヤ!畜生!全然、効かないじゃねぇか!」

火の魔法をリザードクイーンに連発するが、全く効かず俺は逃げることしかできなかった。

「行き止まり!?」

俺は行き止まりに当たって俺はリザードクイーンに追い詰められる。

『ウォォッッー!』

リザードクイーンは、俺に襲いかかってくる。

このままじゃ、ヤバイやられる。


リザードクイーンの一撃が、俺に当たる寸前。

『ギィヤァァー!』

リザードクイーンは、断末魔をあげ、血飛沫をあげ両断される。

「リザードクイーンがやられてる。てか、血飛沫がかかってやべぇー」

リザードクイーンの血を浴びた俺は、リザードクイーンの
後ろに人影があることに気づく。

「……誰だ?」

俺の質問に

「大丈夫?災難だったね?もう、大丈夫だから」

俺に手を
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