暁 〜小説投稿サイト〜
魔転語(魔王転職物語)
4話〜紅蓮の覇王〜
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話




「私、スライムことシャルル、不服ではありますが勇者王、アレクセイ・ペングラムの紹介をしたいと思います。不服ではございますが!」


アレクセイ・ペングラム

エクシリア王国の王であり、最強の勇者。

幾度となく、魔王マオ・テンペストと戦い一進一退の攻防をした人類、最強勇者。

マオ様が、サタンに罠を嵌められる同じ頃、娘である、レイナ・ペングラムに勇者の座を渡し元勇者となる。

まったく、そのせいで私とマオ様の計画が台無しです。

年齢は48歳年齢の割りにやや老け顔のダンディなオッサンであります。

髪色は金髪でオールバックにしております。噂ではハゲ始めたからオールバックにしているとも。

娘であるレイナと妹の娘であるリンファには激甘であります。

しかし、マオ様とはどこか気が合うようで戦場以外では古い友人のように、接しております。

「人間の中では嫌いに慣れないタイプでございます。それてば、勇者王アレクセイの紹介は終わります」





第4話〜紅蓮の覇王〜


【紅蓮の覇王】

リンファ・ペングラム

その美しき容貌で男女構わず虜にし、その覇気で敵から恐れられ、その知力で敵を策に嵌める勇者除けば、最強の人類。

神に愛された美少女。

それが

【蒼天の義勇】

ギルドマスター

リンファ・ペングラム

なのである。



リンファに言われるがまま、俺達は別の部屋へと移動する。


ギルドマスター室


「そう。あなたがマオ・テンペスト、こうして、直接話し会うのは初めてね」

リンファは、俺を品定めするような目で俺を下から上まで見る

「私は、リンファ・ペングラム、蒼天の義勇のギルドマスターよ」

「あぁ。知ってるよ、こちらの幹部を一人焼き尽くしてくれたからな」

「あら、そうなの?雑魚は覚えていないは」

この女、苦手のタイプだ。

「ま、まぁ、あいつは幹部の中でも最弱だったしね。しょうがないよね!しょうがない」

正直、やられた幹部は魔王軍でも強い部類入ってたんだが

会ってわかる。この女マジで強い。

「あの程度の者が幹部なんて魔王軍も大したことない、それを、率いる魔王もね」

リンファは鼻で笑う。

訂正、この女……嫌い。

「小娘が!無礼だぞ!マオ様を愚弄するとは」

すかさず、シャルルが食って掛かる。

「黙りなさい。スライム風情が」

「なっ!この小娘が!」

変身したシャルルを見て、すぐにスライムだと気づく洞察力、本当に侮れない。

「シャルル、もういい。で、アレクセイの紹介状通りギルドに入りたい」

シャルルを黙らせ、話を進める。
早く、こ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ