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魔転語(魔王転職物語)
2話〜勇者の後継〜
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ないアピールをする。

「あぁ。構わん。まさか、魔王とひとつ屋根の下過ごすとはな。がーはっはっはっ!」

アレクセイは笑って了承してくれた。

「それと、ギルドには私が紹介状を書いておこう。今日はゆっくりするとよい。」

「すまないな。」

アレクセイ、敵としては恐ろしい勇者であったが、人間として素晴らしい男だ。

敵である俺……魔王であった、マオ・テンペストを懐にいれてしまうのだから。

もっと、早く打ち解けていれば魔族と人間仲良くできたかもしれないな。

「おやすみ、元勇者」

「あぁ、おやすみ。元魔王よ」

こうして、俺は新たな道を見つけマオ・テンペストの物語が始まるのだった。






時は変わって

ギルド

蒼天の義勇

「風が変わった」

ギルドの窓から夜空を見ていた一人の美少女。

レイナ・ペングラム

新たな勇者にして

エクシリアの人達の

新たな希望

「レイナ、風が冷たくなってきたわ。身体を壊す前に早く寝なさい」

レイナ「うん。ありがとう、リンファ」

レイナは再び夜空を見上げ

「嵐になりそう」




時は変わって魔王城

また、一人動き出すもの。

「マオはまだ見つからないのか。」

堕天の王にして

マオ・テンペストが最も

恐れるもの。

「我が最愛の夫にして、最愛の下僕は」

【堕天の王ルシファー】






次回第3話〜蒼天の義勇〜

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