第14話 元怪盗団との再会篇A
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横浜での3日間の小旅行。今までは、怪盗団だけでの移動が多かったが、今回は冴や惣二郎も一緒だ。
まず一日目、横浜中華街巡りを行った。本場の中華やお菓子の食べ歩きをしながら横浜の町を練り歩く。
「お前、モデルのために食事制限をしてるとか言ってなかったか?」
「うっさいわね!!竜二、今回だけなんだから。めいいっぱい楽しまなくっちゃ!!」
「あ、ショッピングモールもある”横浜博覧館”?」
「中華街にもあるのね。」
「ゲームセンターあるかなワクワク!」
「おいおい、双葉ここにきてまでゲームかよ」
「いいじゃねーか惣二郎。珍しいのがあるのかもしれないし。」
「ね、お姉ちゃんはどうする?」
「そうね・・・明日は日が暮れるまで自由時間なんでしょ?じゃあ今日中にお土産でも見てこようかしら。妃先生や娘さんにも買っていきたいし。」
ちょうどここお土産ショップ入ってるみたいだし。
「じゃあ私もそうする!!」
「え?みんなと回らなくていいの。みんなと回った方が・・・・」
「ふふっ今日真は冴さんと回りたいんですよ!」
「ちょっとっ春!?」
春の言葉に真が焦り周りを見渡すとにやにや顔のメンバーのの姿が見え顔を真っ赤に染め上げたのだった。そんな真に優しい顔を向け
「・・・・そういうことなら、一緒に行きましょう!」
「うん!そ、そういうことは春や雨宮君はどこに行くのよ」
「わたしは、中華街を出て少し歩いたらカトリック山手教会があるみたいなんです。そちらに行ってみようかと」
「俺も、適当にぶらぶらしているよ。猫連れだし」
「猫じゃねーし、けどここは土地勘がないしバックの中でおとなしくしてるゾ」
「相変わらずニャーニャーとしか聞こえないんだが。」
「そうね・・・・」
思いっきり何かをしゃべったであろうモルガナに何とも言えない顔をする冴と惣二郎だった。
そして、1日目を楽しむのだった。
その一方で・・・・・・
「では、今のところ動きは何にもなかったと?」
総合探偵事務所(DMO)では夥しい雰囲気が漂っている。
「あぁ、全員で各市内地区を担当したけどそれらしき人物は見当たらなかった。」
現在は横浜市内で、正体不明の連続暴行事件が一週間前から多発しており今のところ死者は出ていないが、それも時間の問題であろう。しかも老若男女関係なく狙っているらしく一人のときを狙われたわけでもない。完全につながりが見えないのだ。そこで、被害者によれば黒い影の様な突然襲い掛かってきたと話しており、恐怖からかそう思っただけだろうと判断を政府は下したが、異能者なのではないかとの見解を異能特務課が判断し、こうしてDMOに捜査協力が来たのだった。
『横浜市全域
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