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探偵ストレイドッグス
第14話 元怪盗団との再会篇A
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だれだぁお前。この嬢ちゃん達の知り合いかぁ?だがこの数てめぇ1人が来たところでどうする?どうもできやしねぇよ」

ギャハハハハ!!!

男たちは下品な笑い声を出す。

その言葉に私たちはハッとする。

しかし、明智君ひどく冷静だった。覚悟を決めたような顔つきをしていた。

その表情にパレスのことを思いだした。

それは全員そうだった。

「明智・・・・・お前・・・・まさか?」
「明智君・・・・・・・」

そして、その時を知らないお姉ちゃんまでもが顔面蒼白だった。

「あなた・・・・・・・まさか!?」

そして、私もあの時彼を失ったときを思いだす。

「・・・・・ほんとみんな優しいな。あんなことした僕を心配してくれる。」
「そんなの当たり前だろ?だって俺たち仲間だろう?」

私たちは力強くうなずく。彼を失いたくなくて

ようやく彼がこちらに顔を向ける。あぁ・・・・・やっぱり明智君だ。
その時の表情は確かに覚悟を決めた表情をしていた。だけどどこかしら決意を決めた表情。だけど死ぬ決意ではない絶望ではない。光が宿った目をしていた。

「大丈夫だ。俺一人じゃない。彼らには傷1つ傷つけない!!」

異能力<ペルソナ:ナイトウォーカー>!!

明智君が叫んだとたん黒と白の光に包まれ次第にその姿、現れた。
しかしそれは・・・・

「ペルソナ!?なんでパレス以外でペルソナが!?」
「ていうかそんなペルソナあったか?」

やはり一番モルガナが驚いていた、そして、お姉ちゃんや惣治郎さんも初めて見る本物のペルソナに驚いている。

「真・・・・・・これがあなた達がパレスに行っていた時の戦う力なのね。」
「うん・・・だけど明智君のあのペルソナは見たことない・・・・」

「それに・・・・あのペルソナ”ナイトウォーカー”と呼んでいたな。かなり強そうだよ!!」

「あれは・・・・ロビンフットとロキだ!!」
「うん?それはどういうことなんだ?」

雨宮君の発言に祐介が疑問を持つ。
それをモルガナが肯定した。

「確かにな・・・・・あのペルソナからはロビンフットとロキの気配がする。」

【それはそうだろうな。】

不意にどこからか声がする。

【フン・・・・・懐かしい顔がそろっているな。】

まさかペルソナがしゃべっている?

「ナイトウォーカーは僕の異能力として生まれ変わった。表向きの顔だったロビンフットそして、裏の顔だったロキ。それが1つになった姿・・・・それがナイトウォーカーだ。」

「貴様!!異能力者か!?」
「だが、一人だけだ!!」
「やっちまえ!!」

「とにかく、話は後だ!!ナイトウォーカー!最優先は彼らにけがを負わせないことだ!!頼む!」

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