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探偵ストレイドッグス
第14話 元怪盗団との再会篇A
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ろう。あの化け物をすべて倒せば黒い玉も徐々に小さくなって消えるはずだ。だけど、同時に君のいる東、それから西、北、南全方角で確認されている。」

そこで・・・・・君にも戦ってもらいたい。

「え・・・・・・」
「君は1人じゃない。それに、横浜を守るため、大切な人たちを守るために」

「・・・・・・はい、分かりました!!」

「必ずそっちに援軍を送る。それまで持ちこたえてくれ!!」

「分かりました!行ってきます」

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行ってらっしゃい。そう言葉を返し、

「翼君。東側が一番異能の結晶が大きそうだ。誰か援軍を!!」
『すでに全員に通達済み!だけど・・・・どこもそれなりにいるみたい!!』

しかし一か所から反応があった。

<太宰!聞こえるか>
「なんだい?」
<南側なんだが比較的早く済みそうだ。俺以外に敦と芥川もいたからな。だから、ここに芥川を残して俺と敦が行く!>

「・・・わかった!!できるだけ最短で!!」

<東側は敦と中原が援護に行くということだな。よし!絶対に横浜を守り抜く!市民に傷1つつけるな!>

<<<<<<<   了解!!!!!>>>>>>>>


『・・・・・・っもし、ここから吾郎が危なそうになったら俺も援護に行く・・・・・』

「・・・・・・分かってる。相棒としても心配なんだろう?だけどそんなことにはならない。絶対にさせないから」


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男の持っていた結晶のなかから大量の怪物が出てきた。

「っ何よこれ・・・・・」
「そんな、数が多いっ!!」

颯爽逃げられる隙間などなかった。

冴は、焦っていた。この子たちだけでも守らないと。弁護士になった意味がないのに

「・・・・・・・これが異能の力」

「さっそう詰み・・・・だな」

「っっくそ!」

全員声が震える。

その時だった!!

「そんなことはさせない!!」

懐かしい声が私たちを守るように立ちふさがったのは・・・・・・

絶望してうつむいていた顔を全員が上げる

全員が顔を上げると、本来いなくなったはずの人。怪盗団にとってはパレスで怪盗団を守るために一人で認知上の自分と戦って相打ちになり反応が消えた人。


「あ、あけち・・・・・・か?」
雨宮のその問いにその人は答えない。

こちら側は全員がピンチだということも忘れて唖然とその人に後姿を見ていた。

制服姿だった彼しか見たことがなかったため、白いシャツに黒いジャンバーなラフ姿というのが新鮮に映る。

「あぁ?
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