第14話 元怪盗団との再会篇A
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ない!」
「なら、俺もホテル戻る前に言っとくか。」
「そうだな。」
「えぇ、じゃあみんなが行くなら私も!!」
「ふふっ」
「このくらい時間にお前らだけじゃ危ないだろうが!!様子見てくるとするか」
最後には惣二郎までもがその場を離れてしまい。
「もしかしてこれって・・・・」
「気を使われちゃったわね・・・・」
2人して苦笑いをする。
「・・・・ありがとう。」
「え?」
「私に気を使ってくれたんでしょ。」
「それは・・・・」
ばれてたのか・・・・
「だって、明智君の名前出してから様子おかしかったもの。姉妹でしょ?分かるわよ。」
「うん・・・・私の知らないお姉ちゃんを知っている明智君がうらやましかった。だから、ちょっと嫉妬しちゃった。」
「真・・・・・」
「だけどね、パレスの中で最後に明智君が言ってくれた言葉がまぎれもない本心だった。今でもあって思っていること伝えたいなぁ・・・・」
無理だと分かってる。それでもおもわずにはいられなかった。
「それは・・・・・っ!!」
お姉ちゃんが話をし始めた時不意にお姉ちゃんの雰囲気が変わった。これは検事だった時の雰囲気だ。
「お姉ちゃん?「しっ静かに」」
そして、静かに息をひそめていると。何やら声が聞こえてきた。ただならぬ雰囲気だ。明らかに怪しいと私でも分かる。
ただ、この距離では内容までは聞こえない。
「どうするの?」
「少しだけ近づくのよ。ただ慎重にね。」
「うん」
おねぇちゃんの指示通りに赤レンガの壁を伝いゆっくりと距離を縮めていく。
次第に内容が聞こえる距離に入ってきていた。
「・・・きょ・・・決行・・・だ」
「(決行?何を?)」
「いのう・・・・よ・・・まに」
「(いのう?異能力者のことかしら。)」
もう少し・・・・と聞き出そうと二人で耳を澄ましていた時だった。
「おーい!」
「え?」
「キャッ!!」
カラン
「だ、誰だ!?」
「(ま、マズイ!)今すぐ離れるわよ!!」
「う、うん?」
?を浮かべている竜二や、そのあとを追ってきていた他のメンバーにすぐに離れること冴は告げ、真は竜二の腕をつかみすぐに走り出した。
逃がすなー!!と怒鳴る声を聞きながら。
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その数分前
「今日もこれじゃ収穫なしかな・・・・・」
『いや・・・こういうやつらは今までの被害者も夜襲われたんだ。まだ、安心するのは早い』
「そうだよ。それに乱歩さんから言われたんだろう。」
確か9人乗りぐらいの大型車でパトロールしてくれだっけ?
「はい・・・
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