第五章
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「そこをどうするかも入れるか」
「簡単にな、ジャングルもな」
「ああ、それも入れるか」
「ロストワールドみたいな場所もな」
「色々入れていくんだな」
「モンスターもな」
RPGには欠かせない彼等の話にもなった。
「その地域ごとでな」
「考えていくか」
「例えば氷河だとシロクマ出してな」
ホッキョクグマ、この獣をというのだ。
「ジャングルだと大蛇とかな」
「あと海だと鮫とかか」
「そうしていこうな、アンデットとかも出して」
「ドラゴンは欠かせないな」
「あと文明も入れます?」
中村はこちらの要素の話をした。
「基本中世の西欧の感じですよね」
「ああ、それでいくな」
「RPGのオーソドックスで」
「けれど文明入れるとな」
「それならですよね」
「北欧とか東欧も入れてな」
「中華とか日本も」
中村はさらに話した。
「地域ごとで」
「入れるか」
「インディアンとかインディオもいいよな」
土井も文明の話に加わった。
「こっちを入れても」
「そうだよな、アラブとかもな」
「ゲームの容量はもうな」
「思いきりあるしな」
「じゃあもう思い切りやっていこうな」
「そうだな、これはな。しかしな」
ここで堀井はこんなことも言った。
「正直昔のファミコンとかな」
「RPGでもな」
「容量限られてたからな」
「ファミコンの頃は特にな」
「今よりずっと少なくてな」
それこそ今から見ればこれでゲームを作ることが出来るのかという程少ないものであった。一メガで騒がれていた位だ。
「色々入れることも」
「出来なかったな」
「けれど今は出来るからな」
「じゃあな」
「思い切り入れてな」
「やっていこうな」
「世界観の方もな」
こちらのこともと話してだった。
堀井達は世界観をまさに創世の神々になったつもりになってあれこれと話してそうしてアイディアをどんどん出し合って検証してだった。
世界観を固めた、そうしてからゲームを制作していったが。
ゲームは好評だった、それは確かに面白く世界観もだった。
「よく出来てるな」
「いい世界だよな」
「しっかりしていてな」
「細かいところまで考えられていて」
「色々な文明があって自然も豊かで」
「色々な人種や種族が存在していて」
「モンスターも多彩で」
プレイヤ―達は世界観も気に入っていた。
「武器とか防具もな」
「色々あって面白いな」
「職業にしても」
「世界が出来た物語もいいな」
「神様が出て来た設定も」
「ラスボスが出た話も」
「全部色々練り込まれていて」
それでというのだ。
「面白いな」
「ああ、世界観一つ取ってもな」
「いいゲームだな」
「続編あったらしたいな」
「本当にそうだな」
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