第四章
[8]前話
「実際にな」
「そやねんな」
「ああ、けれどやな」
「ほんまにステーキお腹一杯食べてな」
「元気が出たか」
「そうなったわ」
まさにというのだ。
「実際にな」
「それは何よりやな」
「ああ、それでな」
「午後からやな」
「全開でいくで」
体力、気力共にというのだ。
「そうなったからな」
「それだけでかいステーキは凄いんやな」
「凄いも凄い」
それこそとだ、ドロシーはリディアに笑って話した。
「そやから自分もな」
「疲れた時はか」
「ステーキを食べるとええわ」
「フルーツやアイスよりもか」
「そういうのでも元気が出るけど」
それでもというのだ。
「やっぱりな」
「ステーキやな」
「それが一番や」
何といってもというのだ。
「それでや」
「これからもやな」
「私はステーキ食べてくし」
「あたしもか」
「そうしたらええわ」
「そやな、ほなな」
リディアはドロシーのその言葉に頷いて言った。
「あたしもこれからはな」
「そうしてくな」
「疲れた時はステーキお腹一杯食べるわ」
「そうするんや、ほんまにステーキこそがな」
「一番元気を与えてくれる食べものやな」
「そや」
まさにというのだ。
「それでや」
「あんたはこれからもか」
「疲れた時はステーキ食べるわ」
またこう言うのだった。
「そしてな」
「頑張ってくんやな」
「そうしてくわ」
満面の笑顔での言葉だった、そしてだった。
ドロシーは実際に午後から文字通り元気全開であった、それはステーキを食べたからであることは言うまでもなかった。この日だけでなく。
ドロシーは疲れるとステーキを腹一杯食べた、そして元気を取り戻して頑張っていった。彼女にとってステーキこそが元気の源であったということだ。リディアもそんな彼女を見て疲れたらステーキを食べる様にした、すると実際に彼女も元気になった。
思い切って 完
2020・1・17
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