第13話 元怪盗団との再開篇
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今も警察官として奮闘しているのかしら。茜ちゃんにもまたあいたいわね。
ソフィアは心をもつAI。今ごろ一之瀬さんとどこを旅しているんだろう。
ジェイルとの決戦後完全に私たちはペルソナとの契約は解除され一切力は出せなくなったしパレスやメメントスにも行けなくなった。
けれどこれでよかったんだと思う。本来この力はない方が良いのだから。
あと驚いたことに獅童と大衆たちを改心させた後4か月後立ったくらいから徐々に、精神暴走事件や廃人化させられていた人たちが次々に目を覚ましていったの。
テレビでも大々的に報じられたのを蓮やモルガナはいなかったけどルブランで見てとても驚いた。
様々な憶測で【心の怪盗団】が何かしたのではないかとも報じられたけれど私たちは知っている。何もしていないことを。だから同じように助けたいと思った人がやったのかなと勝手に認識してる。
双葉もそのことについて調べていたけど結局は何もわからなかったみたい。
あ、自分のことはなしていなかったわね。
私は警察官僚を目指して、高卒からではなく大卒のキャリア合格を狙っている。己の正義のために。
カランカラン
「只今。」
「おかえり」
「あれ?食べていなかったの?」
「うん。だっておめでとうって言いたかったし。」
「ありがとう・・・・・でもこれからが勝負よ。妃先生のところで学んだことを生かすために」
お姉ちゃんは結局検事をやめた。そして雨宮くんの賠償請求でお世話になった妃絵里弁護士の手腕にほれ込んで自ら弟子入り志願。弁護士として勉強を始めた。そして、自分の事務所を構えることが決まったのだ。やっぱりおねぇちゃんはすごい。
「・・・・・・・・」
だけどお姉ちゃんは時折このように、上の空になってぼぉーとしていることも多くなった。また一人で何か悩んでるのかなと不安になって声にをかける。
「・・・・・・・お姉ちゃん?」
「・・・・・あっごめん少し疲れてたみたい。ごはん食べましょう」
取り繕った笑顔を浮かべて何でもないように言う。
2年前の険しい表情とは全く違う顔。だけど何かを心に押し殺しているのだけはわかった。
「・・・・・やっぱり。私じゃ頼りないかな?」
気づいたら口から言葉が飛び出していた。
「あっ、ごめんごめん。仕事のことじゃないから安心して。ただ、今の前に進んでいる私を見たら明智君も喜んでくれたかなってね」
ごめんね私を祝ってくれているのにこんな話・・・・
さ、ご飯食べよっか。
そして、その場ではそれっきり口に出すことはなかった。
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自室に戻った後、あの場でのお姉ちゃんの言葉がよみ
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