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仮面ライダージオウ 眩い世界
第十一章

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「はじまる」
「そこにスサノオが出してきた怪人なり種族なりが待っているな」
「そうなっている」
「あいつのこれまでのパターンだとね」 
 どうかとだ、海東も話した。
「僕達がここに来る時は誰もいなかったけれど」
「それでもか」
「このお店を出た時にはね」
「もういるか」
「そうなっているよ」
「わかった、ならな」
「それならだな」
「まずはここで飲んで食べて」
 お菓子も甘い飲みものもというのだ。
「そうしてね」
「行こうか」
 常磐は応えた、そうしてだった。
 ライダー達と彼等の仲間達はまずは菓子やジュースや紅茶といったパーティーの甘いものを全て楽しんだ、そのうえで。
 全て飲んで食べてからだ、常磐は仲間達に言った。
「もうお腹一杯だし」
「かなり食ったな」
 明光院が応えた。
「本当に」
「じゃあね」
「今からだ」
「出るんだ」
「そうするか」
 まさにというのだ。
「今からな」
「俺は王様になりたいけれど」
「戦いはだな」
「そんなに考えていないんだ」
 常磐は門矢に答えた。
「実はね」
「そうか、しかしだ」
「王様になる為にはだよね」
「スサノオとの戦いに勝つことだ」
「というかそれ位じゃないと」
「とても王にはなれない」
 門矢は常磐に鋭い声で告げた。
「それは言っておく」
「そうだよね」
「ならだ、いいな」
「うん、じゃあね」
「俺も行く、俺も仮面ライダーだからな」
「仮面ライダーディケイドだね」
「そうだ、通りすがりの仮面ライダーだ」
 門矢はこの言葉も出した。
「その俺も行く」
「それじゃあ」
「戦える奴全員で出るぞ」 
 店の外即ち戦いの場にというのだ、こう話してだった。
 ライダー達は戦いの場に出た、その彼等を見てオーラはウールに言った。
「じゃあ私達はね」
「うん、ツクヨミ先輩も出るし」
「あの人も仮面ライダーだから」
「そうだね、残ったのはおじさんとね」
「私達だけだから」
「僕達の出来ることでね」 
「皆を助けていこうか」 
 常磐の叔父は話す二人に微笑んで声をかけた。
「そうしようか」
「そうですね、じゃあ」
「医療品の用意もしましょう」
「うちにあるものは限られているけれど」
 医療品はとだ、叔父は二人に微笑んだまま応えた。
「ここはね」
「はい、出来るだけの用意をして」
「そうしてですね」
「戦いに備えようね」
 常磐はそう言って戦場に出たライダー達のフォローの用意に入った、彼等はその立場から戦うつもりだった。
 そして戦場を出た常磐達は。
 敵達を見た、その中央には。
 紫の服を着た大柄なオールバックの男がいた、常磐はその彼を見て言った。
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