第十三話 乙女達の心理
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
かった」」
理解したようでしてないヴァンとモデルZにプレリーは溜め息を吐いた。
「でもヴァン、お前エールにはそういうことは一切言わないよな?」
「ジルウェ?」
ギロリとジルウェを睨むエール。
「落ち着け落ち着け、お前は時々失言するけどエールには言わないじゃないか」
「ああ、太るとか?エールが太るわけないだろ?ミッションとか運び屋の仕事とか毎日してるのに太る暇なんかあるのかよ」
「あ、なるほど…そういうことか」
確かにミッションやら運び屋の仕事で毎日動き回っているエールが太るのは想像出来ない。
「確かに、太るのは基本的に動かない者だからな」
モデルZの言葉が基本的に持ち場から動けないプレリーとオペレーター達に深々と突き刺さった。
「ふ、ふうん…まあ、今回は許してあげるけど次はないからねヴァン!!」
「分かったよ」
「取り敢えず飯にするか?二人共、腹が減ってるだろ」
「「はーい」」
ジルウェと共にヴァンとエールがブリッジを出ていき、残されたプレリーは密かに怯えていた。
「(わ、私も言われないように気をつけなきゃ…!座ってばっかりだし…!!)」
特にヴァンとモデルZに“プレリー、太ったな”と言われた日には立ち直れない気がするガーディアン司令官であった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ