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緋弾のアリア ―瑠璃神に愛されし武偵―
T La bambina da I'ARIA…
第007弾 平穏なき夜 Side_Aria&Kinji &After
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かったから、着替えないで来ちゃったんだけど・・・・い、イヤだったら着替えてくるよっ」
「いや、別にいいからっ」

このままにしておくと本気で着替えてきかねないムードの白雪を制止しておく。
「授業」、というのは「S研の授業」のことだろう。
それと、この状況はこの家の同居人が作り出したものなのか・・・・・。

恨むぞ・・・・・凪優・・・・・。

そう思っていたら、白雪が俺に質問をしてきた。

「ねぇキンちゃん。今朝出てた周知メールの自転車爆破事件って・・・・・・あれ、もしかしてキンちゃんのこと・・・・・?」
「あ、ああ。俺だよ」

と、早口に言うと白雪は文字通り・・・・リアルに10cmくらい飛び上がった。

「だ、大丈夫なの!?ケガとか無かった!?て、手当させてっ!」
「俺は無事だからっ!触んなっ」

俺に手当てをしようとする白雪を必死に拒む俺。
白雪が押し寄せている状態なので、何処とは言わないが当たっているのだ。
俺の血流的にもそれは宜しくない。
これでヒスったりなどすれば間違い無く自殺モノだ。

「は、はい・・・・でも良かったぁ、無事で。それにしても許せない、キンちゃんを狙うなんて!私絶対、犯人を八つ裂きにしてコンクリ・・・・・じゃない、逮捕するよ!」
「帰ってきて早々、何故に『八つ裂きにしてコンクリートに埋める』っぽい台詞を聞かなきゃいけないのかな?勘弁してよ・・・・白雪」

なんか白雪の台詞の一部に妙な単語があったような気がしたが空耳だろうと思ったが、丁度帰宅した同居人のセリフで聞こえたのは事実だとわかった。
ようやく、帰宅してくれたか・・・・・。この状況を打破する救世主が。

Side_Out…



Side_Nayu_Minase

「は、はい・・・・でも良かったぁ、無事で。それにしても許せない、キンちゃんを狙うなんて!私絶対、犯人を八つ裂きにしてコンクリ・・・・・じゃない、逮捕するよ!」

おぉう、玄関先からとんでもない語句が聞こえてくる・・・・・。

「帰ってきて早々、何故に『八つ裂きにしてコンクリートに埋める』っぽい台詞を聞かなきゃいけないのかな?勘弁してよ・・・・白雪」

私は呆れつつも、物騒な発言の主、星伽白雪に突っ込んだ。

「あ、おかえり。凪優ちゃん。今日もご苦労様です」
「うん。白雪。・・・・あ、これがそうなの?」
「うん。はい、これ。頼まれていた食事だよ。ついでに凪優ちゃん用の夜食も入ってるから」
「ありがとうね。本当に助かるよ・・・・・」

こういう気配りができる白雪様々だ。
婿になる人は幸せだね。こりゃ。
こんな優良物件そうそういないと私は思う。(愛は重いけど)

「よかった。喜んでもらえて。凪優ちゃんも頑張ってね。無理は
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