第十二話 遭難者の捜索
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るルアールの本体。
三人とモデルZはそれをかわして、体勢を整える。
「あれがあいつの本体…でも喋ってるのは疑似餌の部分のようだし、本体が下半身みたいなもんなのか?」
「え?た、多分…」
ヴァンの問いにエールは肯定してしまった。
「ふーん、ルアールだっけ?あいつ滅茶苦茶下っ腹が肥えてるんだな」
ルアールの本体を見つめながら爆弾発言するヴァン。
「………〜〜〜っ!!!てんめえ!アタシがデブだって言いてえのかあっ!!?」
怒りが臨界点を突破し、本体がヴァン達に突撃して疑似餌が氷の攻撃を繰り出してくる。
「何であいつ、あんなに怒ってるんだ?」
「当ったり前でしょ!?昔からそうだったけど、あんたデリカシーなさすぎ!!」
女の子のタブーを口にしたヴァンにエールが怒鳴る。
「ギャハハハッ!最高のギャグだぜ破壊神様よぉっ!!」
ルナエッジもまた腹を抱えて爆笑しており、更にモデルZとモデルFが追撃する。
「エール、あれは下っ腹が肥えているのではないのか?」
「だよなぁ、あれが下半身だってんなら相当太ってるぜ」
「ちょっ!?」
「殺す!てめえ殺す!!」
標的をエールにしたルアールは本体の口を大きく開けて突進してきた。
「ちょっ!?ア、アタシじゃないでしょーっ!!?」
「何故あんなに怒る?情緒不安定か?」
「おかしな野郎だな」
「あんた達のせいよっ!!」
女の子のタブーを口にしたモデルZとモデルFに怒鳴りながらも、自棄になったエールはナックルバスターを構えて迎撃するのであった。
「ギャハハハッ、いやー笑ったぜ。面白れぇギャグだったぜ破壊神様よ……さて、あんたをぶちのめして、俺達と一緒に来てもらうぜ」
ヴァンとルナエッジが睨み合い、ヴァンはセイバーを構えるとルナエッジに突撃する。
「喰らえっ!!」
見た目と戦い方から氷属性だと判断したヴァンはフレイムチップを起動させてチャージセイバーを繰り出す。
「遅ぇよっ!!」
ジャンプでかわし、水中であることを利用して複数の氷の分身を作り出すと、ヴァンに向かわせる。
背中のバスターを引き抜いてショットを連射するが、氷の分身はかなりの耐久力があり、いくらかは削れたものの破壊には至らなかった。
「ぐっ!?」
「そらそらぁっ!!」
巨大な氷の刃を発射してくるルナエッジ、何とかかわそうとするが、ルナエッジは体を高速回転させてバウンドしながら体当たりを仕掛けてくる。
「くそっ!!」
両手にエネルギーを纏わせてそれを受け止めると、ルナエッジの動きが止まった。
そしてそのまま殴り飛ばすが、属性は付加されていないので決定打にならない。
「へへ
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