戦姫絶唱シンフォギア
第2話 欲望と聖遺物と超適合
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俺がそういうと、睨みながらキャロルは言った。
「いいから変身しろ!!」
「そんなに睨むなよ。たく…」
そう言い、俺は広場へ行き、ロストドライバーをどこからか取り出し装着する。
『エターナル!』
ガイアウィスパーが叫び、スロットに差し込み。スロットを倒す。
『エターナル!』
その音声とともに、俺の姿は変わっていく。
Eを横に倒したような3本角。無限の文字を模した目。メモリの色と同じ純白からだ。右腕、左足、胸に巻き付けられたコンバットベルトにはスロットがついており、計24個。両手には青い炎のグラデーションが入った。そして、黒のローブを羽織る。
仮面ライダーエターナル。
仮面ライダーWの世界のライダーであり、ダークライダーの一人。
「やはり、お前が変身するとブルーフレアになるのか」
「それを確かめたかったのか?お前」
いつの間にか、玉座に座っているキャロル。
「オレが変身しても、不完全なレッドフレアにしかなれん」
「そういえば、そうだったな」
初めてエターナルメモリを使用した際、キャロルは『仮面ライダーエターナル レッドフレアフォーム』になった。それは、コンバットベルトや黒いローブ『エターナルローブ』も装備していない不完全な状態。
だが、俺が変身するとメモリの限界まで引き出したブルーフレアになる。それは何故か?
それは…。
「『超適合』故の結果なのだろうか」
「さぁ?」
そう、俺には変身条件を無視して、ありとあらゆるライダーに変身が可能なのだ。
だがしかし。
「いいのか?俺にメモリを渡して」
「構わん。オレが使っても何の意味もない。100%力を引き出せるお前にくれてやる」
と、頬杖をつくキャロル。面白くないって顔だな。
「だったら、性能チェックした方がいいんじゃないですかご主人様」 (ゲス顔)
「お?戦うのかー!私がやるゾー」
あ、面倒になってきたぞ。
「そうだな。そういう訳だ総悟。ミカの相手をしてやれ」
「マジかよ…」
ミカ、結構油断ならないんだよな。オートスコアラーの中で最強だし。
ま、やるしかないか。
「来なよミカ。パーティータイムだ!」
「おお!楽しそうなパーティーダナ!!」
永遠の悪魔の力。見せてやるぜ!
◇
「あ〜疲れた。ミカの奴、本当に手加減しないな」
もう少しでチフォージュ・シャトーが、半壊するところだった。
キャロルが止めなかったら、マジでやばかった。
そんなことを思い出しながら、チフォージュ・シャトーにある俺の部屋に行く。
「もう少しでこいつを使うところ
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