暁 〜小説投稿サイト〜
戦姫絶唱シンフォギア 英雄と奇跡と究極の王
戦姫絶唱シンフォギア
第2話 欲望と聖遺物と超適合
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
俺がそういうと、睨みながらキャロルは言った。

「いいから変身しろ!!」

「そんなに睨むなよ。たく…」

 そう言い、俺は広場へ行き、ロストドライバーをどこからか取り出し装着する。

『エターナル!』

 ガイアウィスパーが叫び、スロットに差し込み。スロットを倒す。

『エターナル!』

 その音声とともに、俺の姿は変わっていく。
 Eを横に倒したような3本角。無限の文字を模した目。メモリの色と同じ純白からだ。右腕、左足、胸に巻き付けられたコンバットベルトにはスロットがついており、計24個。両手には青い炎のグラデーションが入った。そして、黒のローブを羽織る。
 仮面ライダーエターナル。
 仮面ライダーWの世界のライダーであり、ダークライダーの一人。

「やはり、お前が変身するとブルーフレアになるのか」

「それを確かめたかったのか?お前」

 いつの間にか、玉座に座っているキャロル。

「オレが変身しても、不完全なレッドフレアにしかなれん」

「そういえば、そうだったな」

 初めてエターナルメモリを使用した際、キャロルは『仮面ライダーエターナル レッドフレアフォーム』になった。それは、コンバットベルトや黒いローブ『エターナルローブ』も装備していない不完全な状態。
 だが、俺が変身するとメモリの限界まで引き出したブルーフレアになる。それは何故か?
 それは…。

「『超適合』故の結果なのだろうか」

「さぁ?」

 そう、俺には変身条件を無視して、ありとあらゆるライダーに変身が可能なのだ。
 だがしかし。

「いいのか?俺にメモリを渡して」

「構わん。オレが使っても何の意味もない。100%力を引き出せるお前にくれてやる」

 と、頬杖をつくキャロル。面白くないって顔だな。

「だったら、性能チェックした方がいいんじゃないですかご主人様」 (ゲス顔)

「お?戦うのかー!私がやるゾー」

 あ、面倒になってきたぞ。

「そうだな。そういう訳だ総悟。ミカの相手をしてやれ」

「マジかよ…」

 ミカ、結構油断ならないんだよな。オートスコアラーの中で最強だし。
 ま、やるしかないか。

「来なよミカ。パーティータイムだ!」

「おお!楽しそうなパーティーダナ!!」

 永遠の悪魔の力。見せてやるぜ!







 ◇






「あ〜疲れた。ミカの奴、本当に手加減しないな」

 もう少しでチフォージュ・シャトーが、半壊するところだった。
 キャロルが止めなかったら、マジでやばかった。
 そんなことを思い出しながら、チフォージュ・シャトーにある俺の部屋に行く。

「もう少しでこいつを使うところ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ