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さすがお兄様な個性を持っていたけどキモい仮面のチートボスにやられた話
プロローグ
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で、なんで紅白饅頭の子供を虐待しているか聞いても答えないし、止めようともしないから。ちょーっと、挑発したら逆切れ。
殴りかかってきたので分解で能力を消して、あとはボコ殴りにしました。

個性と分解について調べているうちにそういう使い方が出来るようになっていた。

もちろん男の子の傷は治してあげたし、這いつくばってるおっさんの傷もついでに治してやった。
目を覚ましたおっさんに訴えたら虐待のことばらすぞって念を押していったから裁判沙汰にはならなかった。

帰ったら、『再成』衝撃で二日三日寝こんで休日無駄にしたけど。

それから眼鏡っ子はやけに親しげに話しにくるし、朝とか起こしに来るし、いつの間にか家でご飯作ってるしなんか様子が変だった。
まあ、眼鏡っ子が連れてきた彼女の弟、紅白饅頭君がマイブラザーと仲良くなってくれたのは良かった。


 その後も色々あった。そのまま眼鏡っ子と同じ中学に行き、高校はどっかの普通科に行く予定だったのにあの万年二番親父が勝手に倍率がヤバすぎる高校に出願を変更させやがった。それを知ったのが受験三日前。他の高校に変えることはできず中卒も厳しいから行く破目になった。
無事に合格してまたボッチ生活か〜と思えばなんと眼鏡っ子がいた。違う科だけど。知り合いがいたから良かったし少し友人が増えた。
 職業体験とかでNO.1の事務所に行かされたりその元相棒の科学者の下でアルバイトしたり、秘密を知ったり、そこから色々研究したり、ヒーロー名をシルバーにしたり、弟をヒーローにする方法を見つけたり、大学生活で眼鏡っ子とお金ないからルームシェアすることになったりした。



そして今、



「やぁ、シルバー。会いたかったよ・・・・・」

キモい仮面をしたラスボスみたい奴に殺されかけています。
お腹から血が出て止まらないし、周りは火の海で息も苦しいし、もう力は実験に使ってあげちゃったし。

 こりゃ、また死にますわ。

「シルバー、僕は初め、君の個性にとても興味があった。けど今は違う。君という存在に興味がある!君の発明は素晴らしい。それが弟のために作ったのならなおさらだ。弟思いである僕たちはきっと気が合うはずだ・・・・・。どうだい、僕たちの仲間にならないかい?」

俺はノンケじゃあ!違うやつにしろ!

「そうかい、とても残念だよ」

そう言って変態はこっちに手をかざす。そこにどんどんヤバすぎるエネルギーが集まってくるのが分かった。

「本当に残念だよ、シルバー。いや、・・・・・緑谷達也くん。君ならきっと素晴らしい魔王になれると思ったのに」

その言葉を最後に俺はまた死んだ。でも、まぁ、弟の願いを叶えられるならそれでいいや。

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