第十話 イレギュラーの撃退
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た。
「ま、待ってよ。アタシ達はまだ何も言ってないでしょ?」
モデルXやモデルZ、そしてモデルHとは全く違う態度のモデルFに困惑するエール。
「セルパンって奴がモデルVで何かやらかそうとしてるってんだろ?だが、そんな難しい話は俺の知ったことじゃねえ。俺様の力を勝手に使って、変なことやらかそうとしてるのが気に食わねえのさ。連中とやり合うんなら力は貸してやるぜ、文句はねえだろ?」
「う、うん…」
「今までのライブメタルとは全然違うな…」
戸惑う二人だが、モデルFはあることを思い出したので二人に伝える。
「それと…俺のパスコードが必要ってんなら、わりぃが今すぐには渡せねえ。セルパンは俺本体と大半のデータを二つに分けて、別のフォルスロイドに入れやがった。そいつをぶっ倒してくれりゃあ、パスコードをお前らに教えてやるよ」
そう言ってエールの手に収まるモデルF。
「ねえヴァン…アタシさ、ライブメタルって威厳がありそうな感じなのばかりだって思ってた」
「俺もだよ」
「モデルFはまだマシな方だ。氷のライブメタルはある意味ではモデルF以上に問題な奴だからな…」
「「?」」
疲れたように言うモデルHに氷のライブメタルはどのような人格の持ち主なのだろうかと、疑問符を浮かべる二人であった。
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