第十話 イレギュラーの撃退
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が救助しやすくなるように火を消しながらイレギュラーの親玉のフォルスロイドを倒すぞ。」
電気属性のエレメントチップを使って武器に属性を付加させながらエールに自分達のやるべきことを伝える。
「うん、分かった…モデルX、モデルZ。行くよ、ダブルロックオン!」
エールもまた変身し、モデルZXとなるとヴァンが持ってきた簡易転送装置でジルウェとシュウを転送しようとする。
「気を付けろよエール、ヴァン。」
「ちょっと待って下さいよジルウェさん!それ、どうやって手にいれたのかくらい…」
「分かった分かった、後で説明してやるから大人しくしてくれ!」
暴れるシュウを宥めながら、二人はガーディアンベースへと転送された。
「本当に変わらないなあいつ」
「そうでしょ?」
二人が消えた場所に呆れた視線をよこしていたが、自分達のやるべきことをするために飛び出した。
「熱っ!?火が広がってる…!」
「はあっ!!」
ヴァンが炎に向けてチャージセイバーを繰り出すと、電気属性の力によって消滅する。
「エール、この炎はただの炎ではない。これを消すには電気属性の攻撃でなければ消せん。俺の力を使え」
「分かった!ダブルロックオン!モデルHX!!」
モデルHの指示に従い、モデルZからモデルHに変更して電気属性を持つモデルHXに変身する。
「この姿で戦う場合、電気属性の攻撃を扱う方法はチャージ攻撃とオーバードライブだ。」
「オーバードライブ?」
「正式名称はオーバードライブ・インヴォーク・システムだが、モデルX様とのダブルロックオン時に一時的にリミッターを解除することで武器に属性が付加され、攻撃力が通常時の二倍となる。」
「本当に!?」
「だが、その代わりにオーバードライブ発動中はエネルギーを常に消費する。チャージ攻撃も使う度にエネルギーを消費してしまうことになるので、エネルギーがゼロになればどちらも使えなくなるので注意しろ」
やはり強い力には代償があるようで、モデルXとのシンクロ率が高いモデルZと比べてシンクロ率が低いモデルHをベースにしたモデルHXで戦う場合は常にエネルギーに気を配らなければならないということだ。
「エール、急ぐぞ!」
「分かってるーっ!」
先を進むヴァンをモデルHXの高い機動力で追い付くエール。
途中の炎を消しながら一番上のフロアに入って先に進むと、イレギュラーの攻撃によって出来た大穴があった。
「アタシだけなら何とか飛び越えられそうだけど…」
「俺は行けそうにないな…」
エールだけならばエアダッシュとホバーで飛び越えられそうだが、エアダッシュもホバーも使えないヴァンが残ることになるが、だからと言ってヴァンを置い
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