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ストライクウィッチーズ 流星の白虎と暴れ馬のウサギ
第2部
取り残された者達……。後編
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ンに対し、俺はタバコを片手にそうボヤキ返す。

っていうかな……姉御型が結構なヘビースモーカーなんだけど、姉御型が言う様なタバコの喉越しとか、キック感って言うのが、俺には良く分からん。
なんか一応、ニコチンやらタールとかを吸っていると言う感覚はあるんだけど、体の中の肺の近く辺りでなんか茶こしで濾しているかの様な感覚があるんだよね……。
まぁ〜……恐らく確実にモニスの野郎が、絶対に”毒ガス散布下でも作戦可能な様に肺にフィルター出も付けている”んだろうな……。うん、絶対にそうだ!!

そんな己の体に知らぬ間に施された人体改造を感じつつ、タバコの火を左手のグローブでもみ消していると、バルクホルンが「はぁ〜……」と呆れた様な溜息を付きつつ、こう言ってくる。
「どこが良いのか分からないんだったら、早いとこ禁煙しろ!そもそもタバコなんて百害あって一利なし物を……!!」
「お、バルクホルン。ウィーラー相手に保健の授業かい?」
と、軽くカチン!と来た様子のバルクホルンが保健体育の授業みたいなことを言いだそうとした瞬間、それを遮る様に話しかけてくる声が……。

まぁ、こんな事を言ってくるのは、言わずもがな、シャーリーなんだけどな……。

シャーリーは軽く不敵な笑みを浮かべつつ、俺とバルクホルンの元にやってくるなり、こう言葉を続ける。
「私としては、タバコ吸ってるウィーラーよりも、事ある度にガミガミ言ってくるお前さん(バルクホルン)の方がストレス溜まってぶっ倒れそうな気がするけどな」
「余計なお世話だ、リベリオン!!」
そう言ってシャーリーの茶化しに対し、面倒くさくなってきたのかバルクホルンはそう言いながら、俺とシャーリーの元を離れていく。
なぉ、離れる序に俺に対して、「兎にも角にも、コマンド!私は絶対に禁煙するべきだと言っておくぞ!!」と言いつつ、ハルトマン達の座る席へと向かっていくのだった。
まぁ、別に俺はタバコに興味ないっていうから、別に禁煙するぐらいはなんて事も無いんだけどさ……。

そう思いつつ、タバコの箱を胸ポッケにしまっているとシャーリーが不敵な笑みを浮かべたまま、こう言葉を続けてくる。
「お前も朝から、アイツに絡まれて大変だなぁ〜!同情するよ!!」
「アイツじゃなくても、お前でも、十二分に大変だよ……」
「えー、そんなこと言うなよー。つれないなー!」
といった感じで、バルクホルンとは別の面倒くささを醸し出すシャーリーを前に「もう1本吸うかな……」なんて、考えが湧いてくる。
だが、それよりも先に宮藤とリーネを引き連れた坂本少佐が作戦室へと入ってくる。
「おーし、全員いるな?とりあえず皆、コーヒーでも飲んで頭をハッキリさせてくれ。重要な話をするからな、しっかり眠気を覚ますんだ」
少佐がそう言うのと同時に宮藤とリ
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