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Saga2セインテストと融合騎〜Memory with them〜
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ビになったわけだ」

「そうでしたか。なら三佐たちは今も1111部隊として活動中なんですか?」

「あー、それも言っておかないとな。もう1111部隊は存在してねぇよ」

「え・・・!?」

「リアンシェルト少将、いや元少将が局を辞めると一緒に権威の円卓は解散した」

まさかの内容に俺は絶句した。俺を無理やり円卓に入れておきながら、解散したことも伝えなかった。リアンシェルトめ、本当に自由すぎるだろ。振り回されていることに怒りが沸々と沸いてくる。

「でな。今は1111部隊じゃなく、元少将の私設部隊が暗殺部隊として活動してるそうだ」

「リアンシェルトの私設部隊・・・!?」

「とんでもなく強いって話だぜ? ま、次元世界最強と謳われる元少将の私設部隊っていうんだ、当然だろうけどな」

それだけで嫌な予感しかない。バンヘルドのイリュリア騎士団、グランフェリアのプレシア・テスタロッサ、シュヴァリエルのリンドヴルム、レーゼフェアのプライソンファミリー、フィヨルツェンの最後の大隊。で、リアンシェルトの私設部隊ってか。

(ガーデンベルグは一体、どんな組織に居て、次元世界にどんな嵐を巻き起こすことやら・・・)

「殺されてもしょうがないクズ共をさんざん殺してきたが、やっぱりどんな大義名分を持ってたとしても誇れる仕事じゃなかったからな。ようやく終わったって感じだ。・・・っと、もう行かねぇと便に乗り遅れるな。またな、ルシル。良い旅を」

「あ、はい。三佐も、良い旅を」

挨拶を交わして見送ったメルセデスは1人の女性と合流して、出発ロビーへとその彼女と腕を組んで歩いていった。

†††Sideルシリオン⇒アギト†††

メガーヌとルールーとリヴィ、それにフォルセティとヴィヴィオ達の待つカルナージに向かう前にお昼ご飯を食べることになって、あたし達はあるレストランに入店。2人掛け椅子を向かい合わせたテーブル席を3卓使って座る。1卓目にははやてとアインスとヴィータとリイン、2卓目はシグナムとシャマルとザフィーラ。

「しっかし珍しいな、アギト。お前、いつもはシグナムの隣だろ? 最近、ルシルにベッタリじゃね?」

「です。ひょっとして、アギトもルシル君争奪戦に参入ですか?」

そう言ってあたしをからかってくるのはヴィータとリインだ。あたしが3卓目のルシルとアイリのところに座ったから。ルシル争奪戦は、ルシルを恋人にしたい、結婚相手にしたいって考えてる女の人たちがやってることで、はやてとシャルとトリシュが主メンバー。あと、あたしの妹のアイリも何気に参加してるっぽい。

「え? アギトお姉ちゃんも実はルシルを狙ってるの? やだよ? アイリ、アギトお姉ちゃんを凍結封印したくないよ?」

「怖ぇこと言うなよ・・・。あ
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