暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga2セインテストと融合騎〜Memory with them〜
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トとの再戦まで何年掛かることやら・・・)
まぁその分、はやて達と過ごせる時間が増えるわけだが。リアンシェルトに敗れてからと言うもの俺は、“界律の守護神テスタメント”の終わりが確実に見えたことで恐れるようになってきた。そう、はやて達と永遠に別れることが・・・。。
でもそれは願ってはいけないこと。俺はこの時代の人間じゃないし、俺の本体に眠る妹のシエル、弟子のカノン、そして恋人のシェフィリスの魂を解放して、転生の輪に戻さなければいけない。それが“アンスール”の生き残りとしての最後の仕事だ。
「そやけど、そんなルシル君とアイリも今日は一緒や♪ 楽しい合宿にしたいな♪」
ニコニコと明るく温かな笑顔を見せるはやてに、「ああ、そうだな」俺も楽しみだと笑顔を向けた。それから俺たちは楽しく喋りながらレストラン街を歩き、提供される料理の種類が多いレストランへと入ろうとしたんだが、ふと俺の視界に知人の姿が入った。
「すまない、先に入っていてくれ。あ、注文はカルボナーラで頼む。アイリも先に行っていてくれ」
俺に付いて来ようとしたしたアイリの頭をポンポンと優しく触れて、「じゃあ、先に行ってるな」と店に入っていくはやて達を見送り、俺は知人の元へと早足で向かった。
「メルセデス三佐!」
「ん? お! ルシルじゃねぇか! おいおい、いつ以来だ!?」
メルセデス・シュトゥットガルト三等空佐。俺の正体をも知っているアイリにすら教えていない、3つ目の所属先、局の暗部である暗殺部隊1111航空隊の同僚だ。そんなメルセデスが、久しぶりに会えたことでか嬉しそうに俺の背中をバシバシ叩いてくる。
「もう3年近いんじゃないでしょうか? 俺がリアンシェルト少将の脅しで権威の円卓の正式メンバーに入れられて、その後に1回だけ任務を一緒してからです」
「あぁ、もうそんなか。つうか、無理やり入れられてたのかよ、お前。まぁだから、と言うか・・・」
メルセデスが意味深なことを漏らしたのを聞き取り、「何か?」と尋ねてみた。すると、「実はな。あれからも俺たちは暗殺任務に従事していた」と、耳を疑うようなことを言ってきた。
「え? 俺、呼ばれてないんですが・・・」
「それなんだが、1111部隊の隊長サブナック准将と捜査本部長のガアプ准将が、お前の参加を止めてたんだよ。お前、正式とは言えなくても家庭を持ったろ? 八神二佐とフォルセティ。1111部隊は基本独り身だからな。子供のいる奴にはもう任せられねぇんだよ。ま、お前には1回手を汚させちまったが・・・」
「いえ。正直、今さらでしたし」
人殺しなんて人間だった頃から犯してきている。本当に今さらな気遣いだ。
「はっはっは! 違いない! とまぁ、そういうわけでお前は、お前の知らないところでク
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