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探偵ストレイドッグス
第11話 明智五郎編
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き洩らさないように話を聞いた。

まずはここがどこなのか。横浜にある総合探偵事務所DMO(Derective Managemant Office)という異能力者が経営しているところらしく。太宰さんとここにはいないもう一人が湘南の浜辺で衰弱して倒れていた僕を発見したとおいうことだった。外傷は特になかったとのことだったが、おそらくそれは現実世界ではなくパレス内で撃たれたからだと思った。
そして、大衆認知のことだが、やはりテレビでも名前は出てこないし実際DMO社員も僕の顔を見てすぐに誰かわかったものはいなかったそうだ(太宰さんを除き)。なぜ太宰さんだけがハッキリと覚えていたのかは太宰さんの異能力が関係するみたい。
そして、獅童がどうなったのか、【心の怪盗団】がどうなったのかも教えてくれた。
結局獅童は改心させられ、罪を告白し現在は監獄にいるらしい。そのことについてはジョーカーは約束を守ってくれた。それだけなのにひどくスッキリとした。

それから、【心の怪盗団】の現在についても知らべてくれていた。獅童を改心させても大衆は獅童のことを信じ精神障害だった、そんなの何かの陰謀にはめられただの好き放題言っており最後の手段として大衆を改心させることを決心させることにしたそうだ。そうして、全てが解決してもパレスでの改心方法なんて証拠があるわけではない。そこでリーダーである少年が出頭し、少年院に入ったそうだ。

そのことにひどく動揺した。いや、自分が寝ている間にいろいろなことが一気に起こっていて頭がついていけないのかもしれない。

「・・・・・すまないね。今日起きたばかりだというのに。今日はここまでにするかい?」

太宰さんが気を利かせたのかここで話をいったん止めようとする。しかし、聞いておきたいしどうなったのかすべてを聞きたいと思った。

「いえ、大丈夫です。話を続けてください。」
「これ・・・・ハーブティー。落居着くと思うから」
「え?あ、ありがとう」

徳島君がいつの間にか持っていたハーブティーをカップにいれて差し出してきた。
いい香りがする。
一口飲むだけでだいぶ落ち着いてきた。

「じゃあ続きを話すよ・・・・・」

少年院に入ったリーダーだったけど彼らの仲間たちは何とか、署名や学校として抗議する体制を作っていった。そして、最終的に保護観察処分となっていた免罪事件の時の女性を説得し、証言に立ってもらうことに成功してリーダーは釈放。それが2月13日のことだった。


「・・・・・・・以上がことの結末だ。」

ちなみにだが、あり得ないぐらいパレスのことや【心の怪盗団】のこと。警察内部の動きまで事細かに調べてあったがすべて徳島君の功績なんだとか。

敵にすると厄介な人物だとそう感じた。

「さて、君のことも調べ
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