暁 〜小説投稿サイト〜
探偵ストレイドッグス
第11話 明智五郎編
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言って医務室を出て行った。

今まで認められない存在なんだと思ってきた自分、だけどこんなにも認められることがうれしいことなんだとこの時の僕は初めて知った。

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次の日から医務室生活を卒業して自分の部屋に移動することになった。3か月の衰えはまだ回復しきっていないけど何とか歩けるようにはなってきた。
そして、初めて会議にも呼ばれるようになり改めてこの組織が何なのかを詳しく知った。

膨大すぎてなっていったらいいのか・・・・・
まあ依頼は猫などのペット探し(Fクラス)などから犯罪組織摘発(Sクラス)まで幅広いということだった。入社して間もなくまだ、リハビリ途中の自分はリハビリを続けながら翼の情報収集のサポートや事務作業をしながらいろいろな業務を経験することになるだろうとのことだった。
これから、どんなことが待っているのか楽しみで仕方がない。

会議室で入社に際しての話が終わった後、自室に案内された。

そこは正直言って1LDKどころではないくらい広々とした部屋となっていた。

あたりをきょろきょろと見渡す。ベットに洗面所、シャワー室、しっかりカーテンもついている。
それだけではなく一面に物を入れられる本棚が壁一面にどっしりと立っていた。さすがに今はなんも入っていないが。それから暗証番号式金庫もついている。

「ここが今日から仕事場兼自室ということになる」

太宰さんが正面に歩いていく。そこには広々とした作業デスクその上にはパソコンが置かれている。あまり詳しくはない僕から見てもかなりの高性能だと分かった。

「それとパソコンを開くとログイン画面になる。そして、これがIDとPASSだから忘れないでね」

IDとパスワードをもらった。

試しにさっそくログインさせてもらう。

おそらくこれがホームページなのだろう。それと・・・・

「掲示板?」
『うん、依頼掲示板。ここに一般の人が依頼を書き込んで来ることになっている。』

そこには依頼内容が書かれていた。

「ちなみに一般の方とはネットを通してやり取りをする。例えばどの依頼にするのかは我々が判断をする。そして各々で受注したものがほんとに大丈夫なのか。罠じゃないのか、本人の探偵レベル的に大丈夫なのかを最終判断するのが翼だ。そこでOKとの判断下ればいよいよ調査開始となる」

『このシステムも自分が作った。一応そういった怪しいものは事前に弾き飛ばされるように設定してるけど念には念を入れて。』

「・・・・翼って何者?」

「ただのDMO社員」
「ただの人なら多重能力者じゃないし。IQ400も持ってないでしょ」」

『それならここの人たちみん
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