暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンZXO〜破壊神のロックマン〜
第六話 発電所の調査
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ジバスターを放って牽制する。

「小娘め…」

「余所見してたら危ないよ?」

「貴様がな!」

背後からハイボルトがセイバーでエールを斬り裂こうとするが、真上を取っていたヴァンが回転斬りを繰り出してハイボルトの背に大きな傷を付けた。

「エール!」

「OK!!」

エールが予めセイバーのチャージをしており、ヴァンの合図に合わせてチャージセイバーをハイボルトに叩き込んで地面に落とす。

「合わせてくれエール!」

「任せて!」

両者はダッシュでペガソルタを撹乱し、攻撃の狙いを定めないようにさせる。

「小賢しい真似を!」

槍の電撃を飛ばしてくるも、二人には掠りもしない。

「やあっ!」

エールがダッシュで距離を詰め、チャージバスターを直撃させると間髪入れずにヴァンがセイバーによる連続斬りを叩き込む。

「舐めるなぁっ!」

発電所の電気エネルギーを吸収し、そのエネルギーを纏って突進してくる。

「かわせっ!」

二人は瓦礫を利用して突進を回避すると、近くの貯水タンクに目を遣る。

「ヴァン!あれ!」

「使えそうだな…」

ペガソルタは電気属性なので、当然使っている部品は他のレプリロイドよりも精密な物が多い。

ショットを貯水タンクに放って破壊し、ペガソルタを水濡れにすると傷口から水が入り、ペガソルタの体がショートする。

「ぬっ!私の体が…!」

「「終わりだ!」」

二人のチャージセイバーがペガソルタを叩き斬った。

「馬鹿な…!?こんな…私が人間風情に…!ヌオオオオッ!?」

「やった!後はあいつを…」

残るはハイボルトのみのために、エールがとどめを刺そうとハイボルトの方を向いた時には…。

「いない!?」

ハイボルトの姿はどこにもなかった。

「…上だっ!」

ヴァンが上空を見上げると、エネルギーを最大まで溜めているハイボルトの姿があった。

「消えろっ!!」

二人目掛けて発射される高出力レーザー。

地面に着弾するのと同時に大爆発を起こす。

「ふー、ふー…跡形もなく消し飛んだか…予想よりもダメージを受けたが…ガーディアンとは別の勢力がいることも分かった…早くこの事をセルパン様に伝えなくては……!?」

自分の真上に影がかかり、上を見上げるとヴァンとエールがそれぞれの武器を構えていた。

「終わりだハイボルト!」

「痛っ!?」

そしてヴァンはエールの頭を踏み台にして接近し、チャージセイバーの一撃を振り下ろしてハイボルトを真っ二つにする。

「ば、馬鹿な…翼を…飛行能力を持たない貴様らが何故、俺の真上を…!?」

「痛たた…答えはこれよ」

頭を擦りながらバスター
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