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仮面ライダーの力を得て転生したったwwwww
第9話
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が最も警戒しなければならないアラタ(相手)に対して、無防備に背中を晒してるのだから。

『オオオオッッ!!!』

アナザージオウは無防備の背中に向けて、渾身の一撃込めた拳を振るーーーー!
だがその拳は、突如現れた影によって届かなかった。そして、その正体にアラタは仮面の下で驚愕を浮かべる。

『こいつら・・・・・・’バグスターウイルス’かっ!?』

しかも一体だけじゃない…アナザーエグゼイドを媒介として、数十体ペースで………!?
 
「何なんこいつら・・・・・・!うじゃうじゃ出てきやがる!」
 
スズナは逆手に持ち替えたアーミーナイフでバグスターウイルスを切りつけながら、苛立ちの叫びを上げる。・・・・・・正直に言って戦況は一気にあちらに優勢が傾いてしまった。今までのアナザーエグゼイドとの戦いでは、一体多数の戦闘だったからこそ生身の人間でもカバーし合いながらでも戦えていた。
だが、そのアドバンテージが消えた以上、支援は望めない。

「い、いやっ・・・・・・!」
『やめろ!・・・・・・ラァっ!大丈夫か!?』
「あ、アラタさん・・・・・・」 

槍の刺突や拳を受け流しながら、長剣と短剣による斬撃で一掃したところで、体を震わせて動けないサキと迫るバグスターウイルスの姿を捉える。あらんかぎり力で地を蹴り、10m程の距離を一瞬にして駆け抜け、バグスターウイルスを一刀両断にする。

「すまない、遅くなった!」
『悪い、彼女を頼む!そいつ腰抜かしてるぞ!』
「・・・・・・分かった」
「うう、すみません・・・・・・」

遅れてやってきたサトシにサキを任せる。・・・・・・元々、彼女はそういったことには不慣れなんだろう。手足が震え、腰を抜かしてるのが何よりの証拠だ。石田さんは少し近寄りがたいが…信頼は出来そうだ。

アラタはそんなことを考えながら振るわれる槍を剣で打ち払いつつ、何処かにいるはずの奴を探す。

『・・・・・・いた』

空中にブロックを作り、高見の見物をしてるアナザーエグゼイド。奴はレジスタンスの面々があがいてる様子を堪能しているのか、こちらにはまだ気付いてない。
・・・左手に持った剣を逆手にし、狙いを定める。少しの気の乱れも許されない中、はやる気持ちを抑える。

『いっっ・・・・・・けえ!!』

今。アラタは強化されたその剛腕から、オーバースローに左手に持った短剣を投げる。剣は途中で落下することもなく、一直線にアナザーエグゼイドへ飛ぶ。音速を超える投擲。並のものなら、その必殺の一撃に対応できず地に伏せたであろう。だが、相手は仮面ライダーの紛い物であるアナザーライダー。それすらもアナザーエグゼイドは反応し、跳躍する。直後、奴の乗っていたブロックを短剣が貫
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