第四百五十話 気付けばロシアでも
[8]前話 [2]次話
第四百五十話 気付けばロシアでも
ロシアは妹さんに暗い顔で言いました。
「最近ね」
「はい、私達にもですね」
「肺炎が及んでいるよ」
「すぐに国境封鎖をしましたが」
「それなのにね」
こう妹さんに言います。
「来るものは来るんだね」
「拒んでもですね」
「来なくていいのにね」
ロシアの偽らざる本音です。
「正直大変だよ」
「全くですね」
「上司の人は強いリーダーシップを取ってくれてるけれど」
それでもというのです。
「入るものは入るんだね」
「はい、ですがやっていきましょう」
「逆境はいつものことだしね」
ロシアはこうも言いました。
「やっていこうね」
「乗り切りましょう」
この状況もというのです、ロシアにも肺炎の人が増えていっています。病気というものはどうしても来てしまうものでしょうか。
第四百五十話 完
2020・4・23
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ