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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第八十三話 呂布、あえて騙されるのことその十
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キングだった。憮然とした顔であるがそれでもだった。
「何しろ久し振りに会う面子ばかりだからな」
「そうじゃのう。こうして会うのもじゃ」
 リーもいる。
「何かの縁じゃな」
「そうだな。ただな」
 ジョンはここで彼の名前を出した。
「藤堂の旦那はどうなった」
「ああ、あの人な」
 ミッキーも彼のことを話した。
「そういえばいないな」
「どうしたんだ?娘さんはいるぜ」
 ジャックもだ。ここで思い出したのだった。
「それでおっさんがいないっていうのはな」
「何か寂しいな」
 キングも何時の間にか話に入っている。

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