暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
仮面ライダージオウ ディロードライドウォッチ編
EP.EX04 2012:うしなわれたハジマリ
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う…限界だ…怖い、何もかも。」
ミヤビは飛び降りようとする。すると、辺りの時間は停止し、ウールが現れる。
「本来にそれでいいの?」
「だ、だだだ、誰だ!」
ミヤビはウールに怯える。
「僕は君の味方さ。」
「ううう嘘だ!どうせ俺を騙して利用して、それで最後には捨てるんだろう!」
「君は、本当にそれでいいの?君はそれでいいのかもしれない。でも、君をこんな風にした奴らは、きっとそれを何とも思わずに新しい被害者を増やすだろう。それでいいのかい?」
「それは…」
「僕が君に悪と戦う力をあげる。君が正義のヒーローになるんだ。」
「俺が…俺が…俺がみんなを…守るんだ!」
ミヤビは決心する。
「その調子だ。」
“アナザーライド…”
ウールはアナザーディロードウォッチを起動させると驚く。
「どういうこと!?」
ウールが驚くのも無理がない。話は1時間ほど前に戻る。
「君に力をあげる。」
“ディロード!”
ウールは男性にアナザーディロードウォッチを入れる。
“ディロード!ジェノサイド…”
すると、男性は破裂し、アナザーディロードウォッチはウールの手に戻っていた。
「まさか、アナザーウォッチが人を選ぶなんて…」
ウールは様々な人を試し、ミヤビの前でアナザーディロードウォッチは完全覚醒したのだ。
「これを使えばいいんだな!」
ミヤビはウールからアナザーディロードウォッチを取る。すると、ミヤビは頭を抱える。
「…そうか…思い出した。俺は…変身!」
ミヤビはアナザーディロードウォッチを取り込む。
「歴史が変わって、今日から君が、仮面ライダーディロードだ!」
“ディロード!”
ミヤビはアナザーディロードに変身する。
「俺は、仮面ライダーディロードだったんだ!ずっと、前から…」
アナザーディロードは立ち去る。

「お邪魔します。」
雅は時の砂漠から帰還し、クジゴジ堂に入る。
「雅、どうだった?」
「やはりアナザーディロードの正体はこの世界の僕、水土ミヤビだった。」
ソウゴの質問に雅は答える。
「そんなことはわかっている。動機や襲う人間の傾向は判ったか?」
「初めてアナザーディロードと遭った時点で、大方の予想は出来ている。そうなると、事実上こちらは確実に後手に回る。」
「どういう意味だ?」
「ミヤビが襲う相手は、イジメの現行犯だ。」
ゲイツの質問に雅は答える。
「そんなの、探しきれないじゃん。」
「だから後手に回っているんだ。おそらくミヤビが戦おうとしている相手は学校内だけではなく、会社でのパワハラ、町中でのゆすり、差別、そういったもの全てだ。」
「つまり、この広い世の中、何処に現れてもおかしくない、というわけだね。」
ソウゴの言葉に雅は答え、ウォズがそれを纏める。
「だけど、ディロードのウォッチが
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