暁 〜小説投稿サイト〜
オズのハンク
第十二幕その二
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「そうしたいけれど」
「それでいいかな」
「いいわよ」
 笑顔で、です。トロットが二人に答えました。
「かかしさんと樵さんが一緒なら大歓迎よ」
「私もだよ」
 今度は魔法使いが言いました。
「是非共ね」
「勿論よ、魔法使いさんもね」
「うん、一緒にね」
「じゃあ僕も起きるまでね」
 ここでこう言ったのはボタンでした。
「一緒にいさせてもらうね」
「私も宮殿で遊ばせてもらいたいし」
 ポリクロームじゃこう言いました。
「是非ね」
「ええ、帰りましょう」
「宮殿までね」
「私達もご一緒させてもらおうか」
「そうですね」
 カエルマンとクッキーもお話します。
「そしてそこで、ですね」
「私達の村に戻りましょう」
「そうするのね、貴方達は」
「それでいいでしょうか」
「私達は」
「ええ、いいわよ」
 トロットはクッキーとカエルマンにも答えました。
「ではね」
「宮殿までですね」
「そこまで一緒に」
「そうして行こう」
 こう言ってです、そしてです。
 二人も宮殿まで一緒に行くことになりました、そうしてグリンダはヘリコプターに乗ってでいsた。
 そうして一緒に宮殿まで戻ることになりました、ですが。
 ここで、です、ハンクが煉瓦の道に入ったところで言いました。
「今回も色々あったね」
「そうだよね」
 カルロスが応えました。
「いつも通りね」
「オズの国の冒険だったね」
 神宝は笑顔で言いました。
「楽しくて次から次に出来事がある」
「どうなるかわからないけれど」
 それでもと言うジョージでした。
「それがまた楽しいんだよね」
「ピラミッドの中もオズの国でね」
 それでとです、しみじみとして言うナターシャでした。
「楽しい冒険だったわ」
「迷路に神々に沐浴に祭壇にお祭りに」
 恵梨香はその全てを思い出しています。
「楽しい思い出ばかりね」
「うん、スフィンクスさんともお話したし」
「また来る様にな」
 そのスフィンクスが石の身体で言ってきました。
「ここに」
「そうしていいんだね」
「うむ、待っているぞ」
「それじゃあね」
 ハンクはスフィンクスともお話をしてです、そうして彼とも笑顔で別れました。そうしてそのうえでなのでした。
 一行はピラミッドがあった場所から離れて先に進んでいきました、そこでお隣に中南米のピラミッドを見ました。
 するとです、そのピラミッドでは今は中南米の神官さん達がお掃除をしています。トロットはその光景を見て目を細めさせました。
「あそこにもまたね」
「行くんだね」
「そうしましょう」
 こう言うのでした。
「機会があればね」
「そうだね、あそこもピラミッドだからね」
「行きましょう」
「そしてあそこでもね」

[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ