暁 〜小説投稿サイト〜
不条理探偵〜ピヨドンス公爵令嬢の嗜み殺人事件
魔女スッパリヨーゼの色香
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き
た。スッパリョーゼのことわざにシリンダーは免許を取り上げられる前に燻れという教えがある。信心深い母親は先祖の叡知がいうとおりに行き遅れた娘を神に嫁がせた。
ケッタパヨの森の奥深く、ズオンズオー女神神の神殿があるという。シリンダーの免許を得た。つまり、赤い糸に見放された女だけが接近を許される禁断の領域はスッパリョーゼの長老格ですらよくわかっていない。そのズオンズオー女神神にパヒャの母、もたんボアは娘の将来を託したのだ。花吹雪が舞い散る厳冬の夜、もたんぼあは心を鬼にしてパヒャを送り出した。行かず後家娘ははじめの一歩を踏み出すまでずっと泣き通していたが、もたんボアの懸命の説得が通じ、勇気を振り絞ってケッタパヨの森へ分け入っていた。
「そこで坐骨神経痛なんです」
エルフ娘は机を濡らした。


[8]前話 [9] 最初 [1]後書き


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ