干物を殺した奴を吊るせ!
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そんなわけでピヨドンス主人の事件をどういうわけか俺が引き受けることになった。
大金持ちが素寒貧でどこの馬の骨とも知らぬ探偵に事件を依頼するはずがないでしょう。家主のベヨネッタが俺に詰め寄った。そりゃ無理もない。毎月雪だるま式にたまる一方の賃料を口八丁手八丁で延期されつづけているのだ。もっとも、半年に一回、いや、この前は1年と8か月だったか、ごとに大事件を華麗に解決して湯水のごとく大金が転がり込む。それも右から左に消えてしまうのだが。
とにかく、俺。名探偵ギッチョロス(ああ、俺の通り名だ。かっこいいだろ)は稀に本気出すのだ。
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