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ヘタリア大帝国
TURN40 雨の少女その七
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立派が付け込んで来るか」
「そうしたことも考えられますので」
 だからだ。長期戦も過ぎればだというのだ。
「私としてはです」
「短期戦か」
「それでいきたいのですが」
「そうだな。そっちの方がいいか」
 イギリスはネルソンの横の席に座っていた。そこでだ。
 真剣に考慮する顔でだ。こう言ったのである。
「ここはな」
「はい、我々の敵は日本だけではありません」
 深刻な顔になってだ。ネルソンは述べた。

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