if コピーエックス戦
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上に上げる。
そのまま回転斬りの要領でコピーエックスの肩を深く斬り裂いた。
「武器はこういう応用も含めて使いこなさないとね」
「グウウ…」
「最後はこれだよ」
HXアーマーに換装してダブルセイバーを構えてゆっくりとコピーエックスに近付くルイン。
「く…僕が負ケるはズが…僕は…英雄なンだ…!!」
「まあ、君なりに努力していたのは認めてあげる。比べる相手もエックスじゃね…ただ一番許せないのはハルピュイア達を侮辱したことだよ。あの子達は私とエックスの子供、子供を侮辱されて怒らない親がどこにいるの?私がハルピュイア達の代わりに躾してあげるよ」
「黙れ!リフレクトレーザー!!」
「ダブルプラズマサイクロン!!」
コピーエックスのバスターから反射レーザーが発射されたが、瞳に怒りを宿した状態でダブルセイバーを振るうと、レーザーは掻き消され、コピーエックスは二つの電磁竜巻をまともに受けてコピーエックスは地面に倒れ伏した。
「そ、ソんな…馬鹿な…」
四天王の頂点に立つ自分が四天王の能力の劣化に負けたことにコピーエックスは信じられない表情を浮かべた。
「どうかな?自分の実力が分かったかな?」
「くソっ…何故だ…!僕は…僕は正義の英雄なんダぞ…!!」
コピーエックスは信じられないと言いたげな目でルインを見た。
あの時、一年前にエリアXでゼロと戦った時とは比べ物にならないほどの力を手に入れた。
今度こそ自分がゼロに勝ち、本物の英雄に、オリジナルエックス以上になれるはずだったのにゼロではなく四天王の劣化版の力を使うルインに完膚無きまでに叩きのめされた。
「違うね、君は英雄なんかじゃない。ましてや全知全能の存在でもない」
コピーエックスが顔を上げると、冷たい目で自分を見下ろすルインの姿があった。
「何も出来ない、何も知らない。エックスの姿と地位と力を使ってるだけのただのお子様だよ。」
「黙れ…っ!」
「本当に無知で可哀想な子……人の優しさを与えることも受け入れることも全く知らないなんて…私は君に同情する」
「黙レッ!!!バイル!Dr.バイル!オメガを…オメガを出セ!!コイツを捻り潰セーッ!!」
ルインに肉体的にも精神的にも追い詰められたコピーエックスはヒステリックに叫んだが、バイルはコピーエックスの声に応えなかった。
「彼はもう…ここにはいないよ」
「オメガを連れて…ここから出て行ったからな」
玉座の間に現れたのはエックスとゼロであった。
コピーエックスはエックスを見ると目を見開いた。
「な…何だ、お前ハ!?」
「エックス…!!」
ルインがそう言うのを聞いて、コピーエックスは目を見開く。
「…エッ
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