疾走編
第二十一話 EFSF〜エル・ファシル警備艦隊〜
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かったな。いやはや懐かしい名前を聞いたもんじゃて。…済まん済まん、実戦という事じゃったな」
そういえば、半年経った今まで、提督とこんなに話す事なんてなかったな。思い出してみれば、”貴官等の宜しいように“、ばかりだった気がする。ビュコック提督流の人物観察法なんだろうか?あとでオットーに聞いてみよう。
「はい。まあ、こればかりは宇宙艦隊司令部より帝国に聞いてみないと判りませんが」
「それもそうじゃな。宜しい、宇宙艦隊司令部には意見具申をしておく。が実戦が必要だからといって不必要な犠牲、損害は避けねばなるまい。その辺の所はどう考えておるかじゃが…」
「はっ。勝てる敵とだけ戦います」
「はっはっは。それはいい。戦度胸をつけるという訳か」
「はい。戦闘経験のない新兵も多くおりますので、古参やベテランと噛み合わせるのに丁度いいかと」
「よし、首席参謀と次席参謀を呼んできてくれんか、ウィンチェスター大尉」
「かしこまりました」
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