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ヘタリア大帝国
TURN40 雨の少女その五
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 フェムがその気弱な調子で言うとだった。急にだ。
 雨が降ってきた。ネルソンはその雨を見て最初はこう思ったのだった。
「おや、雨漏りですか」
「そう思うよな」
「随分酷い雨漏りですね」
「よく見ろ。違うからな」
 こう言うのだった。イギリスは。
「家の中で雨が降ってるんだよ」
「?そういえば」
 ネルソンはイギリスの言葉に周囲を見回した。するとだ。
 実際に家の中に雨が降っていた。ネルソンはそのことを把握して言うのだった。
「これは奇妙な」
「そうだろ。俺も最初見てびっくりしたさ」
「家の中なのに雨が降るとは」
「これだけじゃないぜ」
 雨はだ。家の中で降るだけではないというのだ。

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