暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百二話 結束その五

[8]前話 [2]次話
「まさか」
「そのまさかでな」
「仮面ライダーの人達なんですね」
「そうさ、じゃあな」
「僕達もですね」
「この人達と話してくれよ」
「それじゃあ」
「まずは名乗ってな」
 リムルは子供達にこうも話した。
「それじゃあな」
「はい、じゃあ」
 子供達は頷いてそうしてだった、それぞれ良太郎達に名乗った。
「三崎剣也です」
「関口良太です」
「アリス=ロンドです」
「ゲイル=ギブスンです」
「クロエ=オベールです」
 日本人の少年が二人、女の子が二人そして白人の少年が一人だった。その五人が良太郎達に対して名乗った。
 良太郎は五人に自分達の話をした、すると良太が言った。
「凄いお話ですね」
「そう思うんだね」
「はい、スサノオとずっとですか」
「戦っているんだ」
 自分達はとだ、良太郎は良太に話した。
「今もね」
「野上さん達はヒーローなんだな」
 剣也は良太郎達をそれだと解釈した。
「つまりは」
「僕達が」
「そうなんだな」
「僕達は別に」
「違うのか?」
「仮面ライダーでね」
 それでというのだ。
「ヒーローかっていうと」
「違うっていうんだな」
「そう思ってるよ」
「けれど」
 今度はアリスが言った。
「皆さん恰好いいわね」
「おっ、そう言ってくれるか」
「野上さんと桜井さんはね」
 アリスはモモタロスに答えた。
「それにハナさんとナオミさんは美人でコハナちゃんは可愛いし」
「それで俺達はどうなんだよ」
「面白いわね」
 こうモモタロスに言うのだった。
「何かね」
「おい、面白いかよ」
「見ていて」
「そこで恰好いいだろうがよ」
 モモタロスはアリスに人差し指を向けて突っ込みを入れた。
「そうだろ」
「そうかしら」
「ちょっと。違うんじゃ」
 クロエもこう言った。
「モモタロスさん達は」
「そうよね」
「恰好いいとはね」
「まあ子供だしいいか」
 モモタロスも流石に子供に怒りはしなかった、彼にしては珍しく気持ちを抑えてそのうえで言うのだった。
「それでもな」
「何かわからないけれどあんた強いよな」
 剣也はそのモモタロスに尋ねた。
「そうだよな」
「ああ、俺と良太郎が一緒になれば無敵だね」
「無敵なんだな」
「おう、特に五人揃えばな」
「五人って?」
「僕と先輩、キンちゃん、リュウちゃん、ジークでだよ」
 ウラタロスが良太に答えた。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ