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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百二話 結束その二
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「無口なんだよ」
「無口で済むかな」
「まあそう思ってくれ」
「とにかくあんた達は本当に凄いぜ」
「これまでそうして戦ってきたんだからな」
「私もそう思います、それだけの戦いを潜り抜けてこられたからこそ」
 ガルム、ドルドだけでなくベスターも感慨に満ちた声でライダー達に話した。
「今もここにおられるのですね」
「そしてイマジンですがね」
 ガルドは敵の話をした。
「お話は聞きましたが」
「信じられないですね」
「何ていうか不思議な存在ですね」
 こう良太郎に言うのだった。
「聞いた限りだと」
「人の心の中にいますからね」
「はい、憑かれた人の心によって成る存在」
「元のイマジンはそうなんです」
「それが外見や力にも影響するんですね」
「そうです」
「しかし」
 蒼影は鋭い目になって述べた。
「あの者達に感情や知能は感じられないが」
「今はそうだ」
 蒼影のその疑問にジークが答えた。
「今の連中はスサノオにそうしたものが除かれている」
「感情や知能はか」
「そうだ、あるのは本能だけだ」
「つまり傀儡か」
「言うならな」
「獣でも感情や知能はある」
 このことを言ったのはランガだった。
「それは我々を見ればわかるな」
「おう、よくな」
「そうだな」
「けれどあいつ等にはそういうのはないんだよ」
 モモタロスはランガに答えた。
「一切ね」
「まさに傀儡だな」
「そう、本当にね」
「よく見たら動きが単調だよ」
 このことはリュウタロスが指摘した。
「だから戦い方があるよ」
「そうなのか」
「うん、慣れたらね」
 その時はというと。
「もう君達一人でイマジン何体も倒せるよ」
「まさか」
 生真面目なゲルドはリュウタロスの今の言葉に疑問の顔で顔と同じ色の声をあげた。
「その様なことが」
「いや、本当にね」
「我々一人がですか」
「イマジンを同時に何体もね」
「倒せる様になりますか」
「そうなるからね」
「そうなのですか」
「訓練すればな」
 モモタロスが明るく答えた。
「そこまで強くなるぜ」
「そうですか、では」
「まずは喧嘩だ」
「訓練だよね」
 モモタロスに良太郎が突っ込みを入れた。
「そこは」
「おっと、そうだったな」
「モモタロスは喧嘩が好きだから」
「いいじゃねえか、それで」
「ちょっとは自重しなさい」  
 良太郎は優しいがハナは違っていた。
「そんなのだから言われるのよ」
「ちっ、ハナクソ温ンは本当に厳しいな」
「厳しいんじゃなくて当然のことを言ってるだけよ」
「何だってんだよ」
「あんたは少し静かにしていなさい」
「黙れっていうのかよ」
「そこまで言ってないわよ、まずは私がリムル達に話すから」 
 こうモ
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