TURN39 怪獣姫その五
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があることがある」
東郷がオーストラリアに言ってきた。
「あの大怪獣と共にいる怪獣姫だったか」
「知っていたでごわすか」
「怪獣は操れるのか?」
「ううん。他にもアフリカにもそういう話があるでごわすが」
「しかし操れることはか」
「間違いないでごわすよ」
「そうなのか。それならだ」
どうかとだ。東郷は言った。
「その怪獣姫と話がしたいがいいだろうか」
「いいでごわすよ」
異論なくだ。オーストラリアは快諾した。そしてだった。
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