暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Last Episode:
Finis autem somnim
Saga1インターミドルへ向けて〜Alpine’s obstacle course〜
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駆け上がるための脚力、てっぺんに手を掛けるための跳躍力、体を支える握力、体を持ち上げる腕力を総動員するラストアスレチック!」
「今後とも増やしていく予定♪」
とのことで、小さな階段からそり立つ壁っていうアスレチックに上がる。助走のための真っ直ぐなコースが10mほどあって、その先からガクンと曲線の凹みから壁に繋がってるっていう感じ。これまでのアスレチックで割りと疲労というか腕や足腰がガクガクで、何度も挑戦できない。
「(大人モードだからこそクリア出来そうだけど、子供のままだったら絶対にムリだよね)いきます!」
助走からのジャンプ。踏み切り場所をしっかり見極めれば、きっと1発でクリア出来る。
(ここだ!)
助走の勢いを殺すことなく湾曲する壁を駆け上って、これ以上は無理っていうところで「えーい!」跳んだ。伸ばした右手がてっぺんの縁を掴んだ。自重で右腕がグッと伸び切る。ここから左腕を伸ばして、左手も縁に掛ける。
「ん〜〜〜〜〜!」
腕が震えちゃう。でもなんとか上半身をてっぺんにまで持ち上げることが出来て、上げた足を引っ掛けてそのまま上りきる。
「ゴォォォーーーールっっ!」
ルールーがそう言うと、みんなが拍手でわたしを称えてくれた。そり立つ壁の裏にある螺旋滑り台で地上に降りて、出迎えてくれたフォルセティ達とハイタッチ。
「えー、ただいまのヴィヴィオの記録は・・・11分58秒!」
「おお! って、わたしが1番手だから速いか遅いか判らないけど・・・」
それからリオ、アインハルトさん、そして急遽参加することになった大人モードのフォルセティ(まんまルシルさんで、綺麗で格好いい)と続いた。
「では結果発表! 1位! フォルセティ! 2位! アインハルト! 3位! ヴィヴィオ! 4位! リオ!」
という結果で、リオはそり立つ壁までは好タイムだったけど、大人モードといってもわたしやフォルセティやアインハルトさんほどの身長は無かったから苦戦しちゃったんだよね。
そうして午前中はアスレチックでのタイムアタックで過ぎていって、メガーヌさんの美味しいお昼ご飯で満足して、午後からは近くの湖で遊ぶことになった。
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