暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Last Episode:
Finis autem somnim
Saga1インターミドルへ向けて〜Alpine’s obstacle course〜
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カ魔法陣が刻印された六角形のアミュレット、“ソルフェージュ”を起動させて、トレーニングウェアのまま大人モードに変身。
「あ、ファビアさんもご一緒しませんか?」
「ムリ。私、格闘系じゃないし。インターミドルにも出ないし。見てるだけでいい」
「そ、そうですか、判りました」
聞くまでもないことを聞いちゃった。ファビアさんは今の時代には珍しい魔女で、魔女術っていう魔法体系を扱う。自分のミスなのにしゅんとするわたしに「応援してる。頑張って」ファビアさんが声援をくれた。
「っ! はいっ!」
沈みかけてたテンションがグッと上がって、「わたしから行きます!」って挙手。タイムで競うならこういうのは後の方がいい。攻略法を見てから挑む方が。でもわたしは、真っ先に挑戦してみたかった。
「オッケー♪ じゃあコースの説明をするね」
ルールーからのアスレチックの説明を受けて、スタート位置に着く。そしてリヴィの「レディ・・・ゴー!」っていう号令と同時、わたしは「ヴィヴィオ、行きます!」駆け出した。
(最初のアスレチックは、ロープクライミング!)
ロープを伝って木の板で作られた壁を登って、「次!」の木と木の間に張られたロープから何本も垂れる足を掛けるためのリング付きロープの橋を渡った。ロープを伝って地上に降りて、「次!」の三角形に組まれた坂を4つ連続で駆け上がる傾斜登りを攻略。
(次は・・・!)
さらに平均台4つを進んで、容量20リットルのボトルが5つ乗せられたキャスター付きの板をロープで15m先のストッパーまで引っ張る、プルズドライブっていう名前らしいアスレチックも攻略。
「次はパンチングクラッシュ! ミットを打つ打撃力と連動して、垂直レールを駆け上がるウェイトの高さを競うアスレチック! さぁ、ヴィヴィオは5mまで上げられるか!?」
ルールーの解説を聞きつつ、L字型の台の前に立つ。そして目の前にあるミット目掛けて「せーい!!」全力と拳を打ちこんだ。わたしの1発を受けたミットの傾きに連動してウェイトが垂直レールを勢いよく上った。
「ギリギリだけど5mを突破! 次へゴーゴー!」
「次は派生のキッキングクラッシュ! 名前のとおり蹴りの威力でウェイトを上げるもの! パンチよりかは威力があるから、今回は2m+の7m! さぁ、どうぞ!」
パンチングクラッシュの隣に設けられてるキッキングクラッシュの前に立つ。小さくトントンとジャンプしてから蹴りの体勢に入る。そして「はぁぁぁぁぁ!!」全力の蹴りをミットに打ち込んだ。
「おっとおおおお! これは届いてない!」
「「「ヴィヴィオー、頑張れー!」」」
「ヴィヴィオさん!」
「ヴィヴィオ、あともう少しです!」
みんなの声援に応えない
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