暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Last Episode:
Finis autem somnim
Saga1インターミドルへ向けて〜Alpine’s obstacle course〜
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大丈夫」

「ルールー達が居るでしょ!」

「女の子同士じゃない。前も一緒に着替えてたし」

「同じ部屋で着替えるのと、外から覗かれるのとじゃ、なんかちがーう!」

どうしてかその2つの差が、わたしに羞恥心を与えちゃってた。コロナとリオもそうみたいだし、アインハルトさんも困ってる。だから窓に1番近かったイクスが「閉めますね〜」窓を閉めて、鍵も掛けてからカーテンも閉めた。その時のルールーとリヴィの呆け顔がちょっと笑えた。

「合い鍵とかでドアが開けられる前にさっさと着替えちゃおう」

バッグからトレーニングウェアを取り出して、ささっと着終えた。みんなもトレーニングウェアに着替え終えて、わたし達は部屋を出て外へ向かう。集合場所のアスレチックエリアにはノーヴェ、フォルセティ、あとルールーとリヴィ、服はそのままなファビアさんが待ってた。

「すいません、遅れました!」

「いや。別に時間指定してないから気にすんな。じゃあ2人1組に分かれてストレッチ」

わたしはアインハルトさん、コロナとリオ、ルールーとリヴィの3組に分かれてストレッチを開始。最初は1人で出来るストレッチで、最後は背筋伸ばしや座ったままの前屈などをアインハルトさんと3セット。

「アスレチックと聞いていましたが、どれも見知らぬ物ばかりですね」

「あ、はい。なのはママの生まれた国の番組に、アスレチックコースを攻略するサスケというものがあるんですけど、そのアスレチックを参考に建てたんです。ね、ルールー、レヴィ?」

「そうだよ〜。アイリからのリクエストなんだけどね。魔法や魔力運用を一切しないで、純粋な身体能力での攻略は本当に難しいんだよ」

「アインハルトもやってみたら? もちろんヴィヴィオ達も。1人用から2人用の対決形式のやつもあるからさ」

リヴィが口にした“対決”っていう言葉にアインハルトさんが「ほう」興味を持ったみたい。さらにそわそわしだすアインハルトさんとのストレッチを終えて、「アスレチックへGo!」だ。

「こほん。では僭越ながら私ルーテシアが、各アスレチックの説明をします。まず――」

前回訪れた際にルシルさん達と一緒に造ったアスレチックは、跳び木、斜辺上り、壁上り、網上り。ロープで繋がれた木の足場や吊り輪などの空中回廊、平均台、ロープスライダー(コレは高い場所からの降下用だね)、匍匐全身用コース。

「んで、最近造ったのがこちら! まずはパワーフォース! このゴムロープの付いた専用ベストを着て・・・」

「こっちの専用ステージの中央に背中合わせで立つ」

ルールーとリヴィがゴムロープで繋がれたベストを着ると、30mくらいの直線ステージの真ん中に背中合わせで立って、そして走る体勢を取った。

「レディー・・・ゴ
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