暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第72話  断章〜深淵の共闘〜
[4/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
はお互いを利用し合う関係”よ。メンフィルにとっては”部外者”の貴方達の意見なんて聞く”義理”もそうだし、”命を奪い合いをする本物の戦争のプロであるメンフィル軍にとって他国所属で、それも本物の戦争の経験もしていない人達の意見なんて価値はない”でしょう?だって、これから行われるメンフィル軍による黒の工房に対する襲撃も、”軍事作戦”なんだから。」
「………………」
サラの指摘を聞いたラウラが真剣な表情を浮かべている中意味ありげな笑みを浮かべて答えたレンの答えにその場にいる全員は誰も答えられず、その場は重苦しい空気に包まれた。
「ブリーフィングの場所や時間等はロゼを通してみんなに伝える予定だから、それまでに”準備”と”覚悟”を万全にしておくことね。」
そこに追撃するかのようにレンはアリサ達を見回して不敵な笑みを浮かべて指摘した。

そして3日後、ローゼリア達によってついに”黒の工房の本拠地”の場所が判明し……アリサ達はローゼリアを通して伝えられたレンからの連絡であるメンフィル帝国軍による”黒の工房の本拠地”に対する軍事作戦のブリーフィングの視聴の時間や場所等を伝えられ、ブリーフィングを参加する為にレンと共に騎神や機甲兵が待機している広場で待っていた。


2月2日、同日PM17:20――――――

〜広場〜

「――――――そろそろ時間ね。」
広場で待っていたレンがENGMAを取り出してENGMAに表示されている時間を確認して呟くと、結界に包まれた空に魔法陣が現れた後魔法陣からある存在が現れようとした。
「あ、あれ……?この駆動音って確か………」
「……どういう事だ?殿下達との合流は明日のはずだが……」
魔法陣から現れようとするある存在が出す音を聞いたその場にいる多くの者達が血相を変えている中エリオットは困惑し、ユーシスは戸惑っていた。すると魔法陣から”灰色の翼レヴォリューション”が現れた!
「なああああああああっ!?」
「は、”灰色のカレイジャス”………!?」
「!まさか…………あの飛行艇は”カレイジャス”と同じ”アルセイユ”の姉妹艇――――――”メンフィルが開発したアルセイユ”なの!?」
”灰色の翼”の登場にその場にいる多くの者達が驚いている中マキアスとエマは驚きの声を上げ、察しがついたサラは信じられない表情でレンに訊ね
「うふふ、察しがいいわね。――――――”灰色の翼レヴォリューション”。リベール王国の協力によって”カレイジャス”の開発後に開発されていた”アルセイユ三番艦”よ。」
「は、”灰色の翼”って事は……!」
「まさか――――――」
意味ありげな笑みを浮かべて答えたレンの答えを聞いたトワは信じられない表情をし、ある事を察したガイウスは真剣な表情を浮かべた。するとレヴォリューションが着地すると格納
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ