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DQ3 そして現実へ…  (リュカ伝その2)
転職
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しても、メラミであんなでかい焦げ跡が出来るのか?メラゾーマじゃないのか?」
高さ約10メートル・幅約6メートル…
そんな焦げ跡を指差し、カンダタが異を唱える。

「メラゾーマだったら、この神殿は廃墟になってるよ…母さんの魔法力は桁違いなんだ…」
「お、怒ると怖いのは…夫婦そっくりなんですね…」
「ははははは………」
アルルの力無い感想に、力無く笑うティミー。


そこへリュカ達が合流し、アルル達に突飛な提案を提示した!
「なぁティミー、アルル……………ちょっとムラムラしてきたから、1時間程宿屋へ行ってくるよ!」
「はぁ!?何馬鹿な事を言い出すんです!もうちょっとでウルフ君も合流しますよ!」
「そうですよリュカさん!みんなが揃ったら、イシスに向けて出発するんですから…無意味に宿を取らないで下さい!」
常識人のティミーとアルルが、非常識星人のリュカに食って掛かる!
「だからさ、ウルフが合流するまでの間で良いからさ…チャチャっと済ますから…」
独特な思考回路で物を言うリュカ…

そこへ賢者になったウルフが合流した。
「皆さんお待たせしました!賢者ウルフの誕生です!」
「なんだよぉ…空気読めよぉ…使えないなぁウルフは!もう一回並んでこいよ!」
意気揚々と合流したウルフ…
しかしリュカの予想外の言葉に泣きそうになっている…
「ごめんねウルフ君。この男は常人とは違う思考回路で生きているから、気にしてはダメだ!…そんな事よりおめでとう!君なら偉大な賢者として、この世界を平和に導けるよ!」
「えぇ!ウルフには期待しているわよ!ハツキが武闘家になった今、回復面でもウルフは重要な存在になるんだから!」
「あ、ありがとう…ティミーさん…アルル…」
リュカを無視する様に話を進めるティミーとアルル…

さて新生勇者アルル一行の今後の旅はどの様になるのか…
ムラムラしちゃったリュカは、落ち着く事が出来るのか…




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