転職
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
しても、メラミであんなでかい焦げ跡が出来るのか?メラゾーマじゃないのか?」
高さ約10メートル・幅約6メートル…
そんな焦げ跡を指差し、カンダタが異を唱える。
「メラゾーマだったら、この神殿は廃墟になってるよ…母さんの魔法力は桁違いなんだ…」
「お、怒ると怖いのは…夫婦そっくりなんですね…」
「ははははは………」
アルルの力無い感想に、力無く笑うティミー。
そこへリュカ達が合流し、アルル達に突飛な提案を提示した!
「なぁティミー、アルル……………ちょっとムラムラしてきたから、1時間程宿屋へ行ってくるよ!」
「はぁ!?何馬鹿な事を言い出すんです!もうちょっとでウルフ君も合流しますよ!」
「そうですよリュカさん!みんなが揃ったら、イシスに向けて出発するんですから…無意味に宿を取らないで下さい!」
常識人のティミーとアルルが、非常識星人のリュカに食って掛かる!
「だからさ、ウルフが合流するまでの間で良いからさ…チャチャっと済ますから…」
独特な思考回路で物を言うリュカ…
そこへ賢者になったウルフが合流した。
「皆さんお待たせしました!賢者ウルフの誕生です!」
「なんだよぉ…空気読めよぉ…使えないなぁウルフは!もう一回並んでこいよ!」
意気揚々と合流したウルフ…
しかしリュカの予想外の言葉に泣きそうになっている…
「ごめんねウルフ君。この男は常人とは違う思考回路で生きているから、気にしてはダメだ!…そんな事よりおめでとう!君なら偉大な賢者として、この世界を平和に導けるよ!」
「えぇ!ウルフには期待しているわよ!ハツキが武闘家になった今、回復面でもウルフは重要な存在になるんだから!」
「あ、ありがとう…ティミーさん…アルル…」
リュカを無視する様に話を進めるティミーとアルル…
さて新生勇者アルル一行の今後の旅はどの様になるのか…
ムラムラしちゃったリュカは、落ち着く事が出来るのか…
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ