TURN37 マレー解放その六
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だ。
司令官は苦々しい顔でだ。こう言ったのだった。
「これ以上の戦闘はだ」
「無駄ですか」
「最早」
「そうだ。これ以上の戦闘はいたずらに損害を増やすだけだ」
こう言うのだった。
「だからだ。撤退するぞ」
「はい、無念ですが」
「ベトナムにまで、ですね」
「迂闊だった。魚達は案外強い」
司令官も今わかったことだった。
「このこと覚えておこう」
「そうですね。では次は」
「ベトナムだけは守りましょう」
部下達も無念の顔で応えてだ。そのうえでだった。
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