暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第65話 生きるか死ぬかの選択!祐斗と朱乃、地獄の苦しみを乗り越えろ!
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一体どれだけ心配したことか……」
「部長……すみませんでした……」
「絶対に許さないわ……許してほしかったらもう二度とあんなことしないで……家族を失うなんてまっぴらごめんよ……」
「リアス……」
「部長……」
リアス部長は大きな涙を流しながらお二人を抱きしめていました。その光景に女性陣は涙を流して男性陣も暖かな眼差しを送っていました。
でも本当によかったです、これでオカルト研究部の全員が生還できたんですね……
「あ〜……感動の場面の最中に悪いがまだ何も解決していないぞ」
……えっ?
「どういう事だよ、与作さん?」
「俺はそいつらを起こしただけだ、根本的な解決はしていない。さっき言っただろう?これからする治療は出来るだけ万全の体勢で挑みたいってな」
そういえばそんなことを言っていましたね。
「俺がそいつらを起こしたのは決めてもらうためさ。治療を受けるか、それともこのまま残り少ない寿命で余生を過ごすかな」
「な、何を言ってるのよ!二人を治療してもらうためにここに来たのよ!?どうしてそんなことをする必要があるの!」
「リアスさん、落ち着いてください……与作さん、話を続けてくれ」
部長が声を荒げますがイッセー先輩が落ち着かせました。
「勘違いしないでくれ、俺は治療をしないとは言っていない。唯これから行う治療は相当な……それこそ地獄の業火ですら生ぬるいと感じるほどの苦痛を受けてもらう事になる。故に再生屋として本人の承諾がないのにこの治療をすることはできん」
地獄の業火ですら生ぬるいって一体どんな治療をするんですか……?
「ハッキリ言うと正攻法でこの二人を助ける方法はない。細胞に寿命があるのは知っているだろうがこの二人はそれが後数日しかないんだ、どんな治療をしようとも間違いなく先にくたばっちまうだろうな。実際とっくに死んでいてもおかしくないんだよ」
「そんな……節乃さんはグルメ細胞を使えば救えるって言っていたわ!」
部長の言う通り節乃さんはグルメ細胞を使えばどうにかなると言っていました。
「それが普通の重傷とかなら間違っていないな、だが豪水を飲んだという場合は無理だ。グルメ細胞はまず本人に適合させなければ意味がないんだが適合する際に相当な体力を消耗するんだ、大体の奴はそれに耐え切れずに死ぬんだがこの二人は豪水の影響でもう細胞からしてボロボロでまず耐え切れないだろう。正直セラピーチューリップに入れたのも気休めでしかない」
「じゃあお二人を助ける事は出来ないんですか……?」
私の言葉に全員の表情が暗くなりましたが与作さんはニヤリと笑って首を横に振りました。
「早まるな。方法がない訳じゃない、従
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