暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第65話 生きるか死ぬかの選択!祐斗と朱乃、地獄の苦しみを乗り越えろ!
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山いるからなんでしょうけど……
「ほう、それは実に興味深い力だな!是非とも詳しく話を聞きたいものだ!」
「師匠、今はそれどころじゃないでしょう」
「おっと、そうだったな!がっはっは!」
「それで結局セラピーチューリップに入れた理由は何なんだ?このままだと二人とも食われてしまうんじゃないか?」
「ん?ああ、単純に傷が回復しきれていなかっただけだ。これからする治療は出来るだけ万全の状態で挑みたいからな」
「あっ、確かに細かい傷があるわね。気が付かなかったわ」
マッチさんの質問に与作さんが傷が残っていたからだと答えました。私もイリナさんのように自分の腕とかを見てみると細かい傷が残っていました。
「でもどうして傷が完治していなかったんでしょうか?いつもなら完全に治っていますよね?」
「恐らくアイスヘルの過酷な環境でアーシアの精神が参っていたんだろうな、神器は使用者の精神に影響されるからそれで完治しなかったんだろう」
イッセー先輩の答えに私も納得しました。それはそうですよね、アーシアさんはグルメ細胞を持った超人や悪魔でもない普通の人間の女の子なんですから。いくら補助をバリバリにかけていても疲れるのは当然の事です。
「ごめんなさい、私がしっかりと完治させれなかったせいで……」
「そんなことはありませんよ。アーシアさんがいてくれなかったら死んでいた人が必ずいたはずですから」
「そうだぜ、あんまり自分を追い込むなよ。お前の事を役立たずなんて思う奴はここにはいねえよ」
「滝丸さん、マッチさん……ありがとうございます」
落ち込むアーシアさんでしたが滝丸さんとマッチさんの言葉に励まされて顔を上げてくれました。彼らの言う通りアーシアさんを役立たずなんて思う人はいませんよ。私もアーシアさんがいてくれて凄く安心できるんですから。
「イッセー。お前の手の指も一つ取れかかっているぞ。どれ貸してみろ……かーっぺっ!」
「うわっ!唾かけられた!?クッサ!?しかも痰じゃねえか!?」
「がっはっは!『ペーストスピトル』だ、直ぐにくっつくからジッとしてな!」
与作さんはイッセー先輩の指につばをかけて指をくっつけていました。絵面的には嫌ですね……
「そろそろだな」
するとセラピーチューリップが開いて祐斗先輩と朱乃先輩を吐き出しました。
「あれ、ここは……」
「わたくし達は一体……」
「祐斗!朱乃!」
唖然とする二人に部長が駆け寄って抱きしめました。私達もお二人のそばに駆け寄っていきます。
「良かった……二人が無事に生き返って本当に良かった……」
「リアス?これは一体どういう状況なの?」
「バカ、朱乃のバカバカ!祐斗も大馬鹿よ!私達が
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