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ヘタリア大帝国
TURN36 タイの提案その八
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立させていけば」
「我々はそれだけ植民地を永遠jに失っていきます」
「ネルソンさんなら大丈夫だろうけれどな」
「少なくとも日本を止めない限りは」
「俺達は植民地を永遠に失ってな」
 イギリスが言うとだ。セーラも述べた。
「その国力や兵力も喪失します」
「だよな。それだけドクツとの戦いもやばくなるからな」
「ドクツは今は動きがないけれどね」
 エルザがここで言った。
「ただ。戦争を止めた訳ではないわよ」
「ソビエト侵攻ですね」
「その準備にかかっているわね」
「そうですね。情報部から話を聞いています」
 セーラは情報部と関わりのあるイギリス妹を見ながら母に話す。
「ソビエトを倒しその力をそのまま手に入れると」
「そうなったらまずいわよ」
「ドクツの国力はエイリスを凌駕しますね」
「そうなるわ。そうなれば危ういわよ」
「はい、l本当に」
 その通りだとだ。セーラも暗い顔で答える。

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