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ヘタリア大帝国
TURN36 タイの提案その七
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て国家の席から見ながらだ。マリーがイギリス妹に対して囁いた。
「もうこれじゃあね」
「はい、何の意味もありません」
「議論になってないし」
「解決案も出ていません」
「何か皆あれだよね」
 騒ぐ貴族達を見ながらだ。マリーはイギリス妹にさらに言う。
「自分のことしか考えてないっていうか」
「はい、どなたも植民地に利権がありますので」
「だからね。そのことばかり頭にあって」
「言うことはそこからです」
「そのことしかないよね」
「はい、他には全くです」
「じゃあここにいても仕方ないかな」
お言葉ですが時間の無駄です」 
 イギリス妹は言い切った。毒を含んだ言葉で。

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