第五十七話 卒業式その四十五
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「いいしな」
「寝るとそれだけで違うからね」
「ああ、寝てな」
そうしてというのです。
「しっかりいさんでいくんだぞ」
「そうしていくわね」
「ああ、頑張れよ」
こうしたお話をしているうちにお家の教会に着きました、おぢばから神戸も高速で行くとそこまでその日のうちに帰られます。
それでお家に帰るとでした。
急に疲れが出て私はお母さんに言いました。
「ちょっと晩ご飯の時までね」
「どうしたの?」
「寝てていい?」
こう言いました。
「そうしていい?」
「疲れたのね」
「何かね」
お家に帰るとです。
「どっと疲れが出たっていうか」
「そんな感じなのね」
「そうなって」
それで、です。
「もうね」
「夜まで寝たいのね」
「そう思ったけれど」
ここでこうも思いました。
「今寝たらね」
「夜寝られないわよ」
「そうよね。じゃあどうしようかしら」
「軽く遊んできたら?」
「軽く?」
「動物園か水族館でも行く?」
私にそちらはどうかと言ってきました。
「そうする?」
「いや、そこまでの時間ないでしょ」
「そうね、三時間位だからね」
「水族館だと須磨だけれど」
神戸市須磨区にあります、淡水生の生きものが多いことでも知られています。
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